バルフォア ルークス・ピノ・ノワール ハッシュ・ヒース・エステート 2020年 イギリス ケント 赤ワイン フルボディ 750ml
今注目される英国最高峰のワイナリー
ワイン名(原語) | バルフォア ルークス・ピノ・ノワール(BALFOUR LUKE’S PINOT NOIR) |
生産者(原語) | ハッシュ・ヒース・エステート(HUSH HEATH ESTATE) |
原産国・地域 | U.K.(イングランド) / ケント州 |
原産地呼称 | PDO イングランド |
ヴィンテージ | 2020年 |
ぶどう品種(栽培比率) | ピノ・ノワール100% |
タイプ | 赤ワイン・フルボディ |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
商品管理番号 | 2101180000113 |
---|---|
生産地 | イギリス・ケント |
サイズ | 750ml |
素材 | 【UKd】【KNT】【T-RE】【T-MD】【T-EL】【T-SEC】【EN-RYL】【ALN】【V-202】 |
生産者 | ハッシュ・ヒース・エステート(HUSH HEATH ESTATE) |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール100% |
タイプ | 赤ワイン |
ハッシュ・ヒース・エステート / バルフォア ルークス・ピノ・ノワール
HUSH HEATH ESTATE / BALFOUR LUKE’S PINOT NOIR




このキュヴェは、ワイナリーのオーナーの長男、ルークの名を冠した赤ワインです。
ピノ・ノワールの苗木にこだわり、ブルゴーニュで使われるクローンを使用しています。クローンは777番を主体に、僅かに828番を使用しています。
ブドウはすべて手摘みで小さな容器に入れながら収穫します。徐梗し軽く破砕した後、26-28度の温度帯でステンレスタンクを用いアルコール発酵を行います。うち、20%のワインは6ヶ月間フレンチオークとアメリカンオーク樽で熟成されます。

味のタイプ: 赤ワイン・辛口
特徴:WineEnthusiast89点。全て手摘収穫。26-28度の温度帯でステンレスタンクを用いアルコール発酵。うち20%のワインは6ヶ月間フレンチオークとアメリカンオーク樽で熟成。
淡いラズベリーレッド、リムはわずかにピンクがかっている。アセロラ、ハスカップ、スミレの花。かすかに香るビーツや皮革っぽさがアクセントになっている。柔らかく滑らかなタンニンに生き生きとした酸とフレッシュな果実味が心地よい。伸びやかな余韻には心地よいミネラルが伴う。フレッシュチーズはもちろん赤身魚を漬けにしたものにも◎


紫貴あきさん
アカデミー・デュ・ヴァン講師
J.S.A.認定シニアソムリエ
A.S.I.認定国際ソムリエ
WSET ? Level4 Diploma
どのワインもエレガント
「産地として後発な分、経験豊富な他国のいいとこ取りができる」「最初から計算した上で畑や品種を選定し、キャノピー・マネージメントを行える」「多くのMW(マスターオブワイン)の英知が集結」と好条件が揃っていますし、気候条件のおかげで「ブドウのハングタイムが長い」というアドバンテージもある。あっという間にトップへ躍り出るはずです。
(WINEWHAT2020年5月号より抜粋)
今やU.K.(英国/イギリス 以下英国と表記)を代表するワイナリーの一つとなったハッシュ・ヒース・エステート。ケント州の中心部にある、古いオークの森に囲まれるブドウ畑は、外界から守られるように佇んでいます。丘の上には、1503年に建造された、チューダー様式のマナーハウスが、ブドウ畑と、サイダー用のリンゴ園を見下ろすように建ち、その風景は「イングランドの庭園」と呼ばれる美しいケント州を象徴するかのようです。
ハッシュ・ヒース・エステートは、2002年ワインを愛する当主、リチャード・バルフォア・リンと、妻レスリーが、ワイン造りへの情熱に突き動かされ、「世界のトップクラスに並ぶようなイングランド産ワインを生み出す」という目標のもと切り拓いたワイナリーです。
設立間もなくして、このワイナリーは「バルフォア・ブリュット・ロゼ」の成功のおかげで、イングランドを代表するワイナリーの一つとして、瞬く間に知名度を高めました。
2006年にインターナショナル・ワイン・チャレンジでの金メダルとトロフィーを受賞。ブリティッシュ・エアウェイズで初めてファーストクラスでサーヴされたイングランド・スパークリングとしての栄誉を受けました。また、2012年のロンドン・オリンピックの際に英国産で唯一公式スパークリングとして選ばれた実績もあります。
現在、バルフォア・ブリュット・ロゼは、世界で最もラグジュアリーなホテルの一つとして知られるサヴォイホテルで採用されています。また、世界的に有名なオリエント・エクスプレス内で、ヴェニスまでの旅の途中に楽しまれています。
イングランドのワイン造りの歴史は古く、6世紀にまで遡ることができます。しかし、冷涼すぎる気候のせいで、あまり発展することはありませんでした。ワイン造りの機運はなかなか高まりませんでしたが、代わりに中世から18世紀にかけて、ボルドーやポルトガルなど、繋がりの深い他国から、たくさんのワインを取り寄せ消費していました。
しかし、ここ20年ほどで、英国でスパークリングワイン造りに乗り出す生産者が爆発的に増えました。地球温暖化の影響を受け、英国の南側、イングランドとウェールズの気候が以前よりブドウ栽培に適したものになってきた為です。もともと、イングランド南端にはシャンパーニュと同様の太古の時代に由来する石灰岩の土壌が広がっており、そのポテンシャルは計り知れないものがありました。つまり、気候変動により、イングランドは、100年前のシャンパーニュ地方と同じ条件の「テロワール」を手にしたのです。


ケント州は、イングランド南東に位置し、フランスと海を隔てて向かい合う位置にあります。冷涼な同国内にあっても、比較的温暖な気候で、日照量も多いのが特徴です。真っ白い断崖絶壁が連なる、海沿いのリゾート地が有名ですが、農業を営む上でも最適な条件を備えている土地です。
冷涼な気候と豊富な日照のおかげで、このケント州のブドウは、ピュアな果実本来の美味しさが凝縮したような香り高さ、風味を持ち、同時にしっかりとした酸味を備えているのが特徴です。
酸味は上質なスパークリングワインを造る上で、非常に重要です。長い熟成を必要とする瓶内二次発酵の過程で、なるべく微生物学的に安定した状態を維持するためには、高い酸度は欠かせません。この事が、シャンパーニュ地方が最も高貴なスパークリングワインとなった理由の一つでした。
現在温暖化の影響で世界的に気候が変わりつつありますが、このケント州の気候は、ちょうど20世紀前半のシャンパーニュ地方の気候と同じ条件になりました。
ハッシュ・ヒース・エステートは、3種類のスパークリングワイン向きの品種を主体に栽培しています。つまり、シャンパーニュ地方と同じ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエです。
土壌はイングランド南部に特有の地質で、恐竜が闊歩していた時代であるベリアシアン期(中生代白亜紀で最も古い年代、およそ1億4000万年前)に形成された石灰質土壌層の上に、堆積岩が形成された土壌です。これはタンブリッジ・ウェルズ・サンズ(tumbridge wells sands)と呼ばれており、各時代の堆積層が綺麗な縞模様になっています。東西サセックス州とケント州に見られる、地質学的にもよく知られている土壌です。
ケント州の海辺に見られる真っ白な切り立った崖、旅行ガイドでも目にする有名な景観の石灰質の層が、そのまま地中に残されており、この土壌はワイン造り、特に優れたシャンパーニュ造りの上では、欠かすことのできない条件の一つです。
ハッシュ・ヒース・エステートでは、2021年をめどに、畑の総面積を130エーカー以上にすることを目標に取り組まれています。
全てのブドウ畑は、栽培の初期段階から、マスター・オブ・ワインのステファン・スケルトン(Stephen Skelton)にコンサルタントを依頼し、彼らの細心の目でテロワール適合性や仕立て方などに問題がないかをチェックしてもらっています。


ハッシュ・ヒース・エステートでは、自然の循環、宇宙のエネルギーを体現するマントラを信じています。因果応報に則すこと、すなわち、素晴らしいワインを造る為に大切なのは、品質の優れたブドウが何よりも大切だと考えます。全ては畑にある、というポリシーです。
ワイナリーのスタッフたちは皆、化学肥料や除草剤でけがされていない、まっさらな、無垢な状態の畑を持っていることを何よりも誇りとしています。この畑で、最高の品質のブドウとリンゴを育てています。365日、細心の注意でブドウ畑の世話をします。その年の畑仕事が、次の年の出来を決める、という風に考えています。
果実はすべて手摘み収穫です。収穫時に注意深く選定しています。それは、作り手が、全てのお客様へ届くボトルの中身に、最高品質の果実だけを詰めている、という事を保証するためです。


ハッシュ・ヒース・エステートの現在の醸造設備は2010年に作られました。醸造から瓶詰まで、すべてをエステート内で行っています。この事実が意味するのは、生産者によって、畑からボトリングまで、すべての過程で100%品質コントロールがなされ、クオリティが保障されている、ということです。
醸造所は、最高のスパークリングワインを生み出すことに特化し、ビスポークスタイルで設計されました。つまり、どこかから一式揃いのセットを購入したわけではなく、最高の品質を体現するために、個々の作業の目的に合わせたベストなものを世界各国から厳選されました。
スパークリングワイン造りには、数多くの過程があります。発酵(ワイン造り)、ボトリング、ルミアージュ、デゴルジュマン、ラベル貼り、そして最後の箱詰めです。
例えば、発酵用には、温度管理が可能な精巧なステンレスタンクが必須で、シャンパーニュ地方から取り寄せて使っています。ボトリングには、この機械に特化した、高性能なことで定評のあるイタリア製のものを使用しています。また、自社で成分分析ができるラボも備えており、任意のタイミングで、いつでもワインの分析を行うことができます。トライ&エラーを繰り返すうえで、正確な分析結果を得ることは非常に重要なポイントです。このラボのおかげで、絶えず品質向上のためのチャレンジができるのです。
2017年から2018年にかけて、ハッシュ・ヒース・エステートに新たにビジターセンターが創出されました。ここに来れば、ブドウ畑を見学し、実際にワインが造られている光景も見ることができます。度々イベントも行っています。


イライアス・オーウェン Elias Owen
これまで6回もWinemaker of the year に選ばれた、英国を代表する醸造家です。彼は30年以上にわたるワイン造りの経験を持つ、英国出身者としては非常に珍しいキャリアを持っており、Tesco Finest, Co-Op, Botham Wines, Waitrose, Marks and Spencer, British Airways, Sainsbury’s と数多くのワイナリーで責任者としてワイン造りに携わってきました。
現在でも20以上の英国内のワイナリーでコンサルタントとして優れたワインを生み出すために働いています。ハッシュ・ヒースエステートでは、ファースト・ヴィンテージである2004年からワイン造りに携わっています。

ヴィクトリア・アッシュ Victoria Ash
彼女は2010年にニュージーランドでのワイン造りのキャリアを終え、英国にもどってきました。それは、英国に生まれ、その国の優れたワインを造りたい、という情熱に従っての決断でした。
彼女は、現在ハッシュ・ヒース・エステートでワインとサイダー両方の製造に責任者として携わっています。


NEWS::
(英国大使館にて。写真左:スタッフ小山 写真右:ジャンシス・ロビンソン女史)
2025年4月14日 UP
||マスターオブワイン「ジャンシス・ロビンソン」来日。英ワインのバルフォアが紹介されました。
2025年4月14日(月)、現在、ワイン業界に最も多大な影響力を持つと言われている人物ジャンシス・ロビンソン女史(マスター・オブ・ワイン)が来日し、英国大使館にて行われたイベント「A CELEBRATION OF UK WINE」に出席をしました。
氏は「イギリスはもともと、ジンやウィスキーの産地として脚光を浴びていたが、最近は温暖化の影響でワインの品質が著しく成長している。ブドウ栽培面積、ヴィンヤードの数、ワイナリー数、国内外への販売量、すべてが伸びているのはイギリスワインのみ。」と語り、イベントでは当社取り扱いのバルフォア(ハッシュ・ヒース・エステート)をはじめとした、イギリスワインを代表する9ワイナリーが紹介されました。
(写真中央:バルフォア(ハッシュ・ヒース・エステート)ブリュット・ロゼ)
イギリスでは、現在90を超える品種が栽培されており、シャルドネ(32%)、ピノ・ノワール(27%)、ピノ・ムニエ(9%)バッカス(8%)、セイヴァル・ブラン(3%)が上位5品種。
そのうち76%がスパークリング製法によってつくられており、内訳は
-トラディショナル製法 91%
-シャルマ製法 7%
-炭酸ガス充填法 1.8%
-その他 0.2%
となっています。残りはスティルワインで、こちらの内訳は、
-白 66%
-ロゼ 20%
-赤 13%
-その他 1%
となり、スティルは白ワインの生産本数の方が多くなっています。
輸出国については、
①ノルウェー
②日本
③アメリカ
④スウェーデン
⑤フィンランド
となり、日本が昨年、米国を抜いて2位に踊り出たとのこと。
その要因としては、イギリスワインは和食との相性が良く、シーンを選ばず汎用性が高い特徴があるからとのこと。
ジャンシス・ロビンソン女史は、1984年に女性として初めて、またワイン製造業社や販売業者以外で初めてマスター・オブ・ワイン(MW)の称号を獲得。
2003年にはエリザベス2世から大英帝国勲章(OBE)を授けられ、英国王室のワインセラーのアドバイザーに就任。自身のウェブサイトであるJancis Robinson.comを運営しており、2010年にはフランス農林水産大臣から農業功労勲章の役員に任命、2012年にはWine & Spirit Education Trust(WSET)の名誉学長に就任。
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