クエヴァス・デ・アロム

クエヴァス・デ・アロム
CUEVAS DE AROM

世界でも僅か数十人という、マスター・オブ・ワイン醸造家フェルナンド・モラが造る渾身のワインが少量入荷!

マスターオブワインの醸造家が挑戦した、極少生産のこだわりワイン

クエヴァス・デ・アロムは、スペイン出身のマスター・オブ・ワイン、フェルナンド・モラ氏が立ち上げたワイナリーです。
モラが最も好きなブドウ、ガルナッチャの本拠地、アラゴン州で、ガルナッチャの新たな可能性を求めて設立されました。

モラ氏が考えるのは「既存のあらゆるワイン造りの方法に、改めて疑問を投げかけつつ、ガルナッチャにとってベストな方法を再構築する」という事です。

ガルナッチャと言えば、南フランスやスペインで人気のある品種。過酷な環境でも育ち、また果実の収穫量もあるため、安・旨ワインのブドウとして、デイリーワイン造りに最適とされ、人気の高い品種でした。 しかし、モラ氏は、ガルナッチャは正しくテロワールに合わせ、ブルゴーニュ的なアプローチでワイン造りを行えば、世界的に認められ得る素晴らしいワインができる、と強く信じています。そのため、これまでのアプローチは一旦忘れ、ただテロワールとブドウの特徴にフォーカスし、栽培にはオーガニック栽培を実践し、ワイン造りにも最上の手法を取り、ガルナッチャの優れたワインを造ろうと考えたのです。

そんなモラ氏の自信作たち。
ワイナリー名は、アラゴン語のクエヴァス=カーヴ(ワイン造り用の洞窟)と、アロム(フェルナンド・モラのMoraを反対から並べ替えた言葉Arom)を組み合わせています。また、各ワインの名前も、アラゴン語からとられています。

ワイン造りは、同地方にあるサント・クリスト協同組合の施設を使い、共同製造を行っています。その理由は、モラはスペインのワイン造りが持つ長所は、「ブドウの古木と、スペインの協同組合」だと考えているからです。代々受け継がれてきたこのシステムのおかげで、スペインのワインは世界的に見ても高いコストパフォーマンスを発揮していると考えています。

彼のワインは登場直後からぺニンガイドやワイン・アドヴォケイトで90点以上の高得点を獲得。今後ますます注目を集めるであろう、素晴らしいワインたちです。

厳しく選定された最上の畑、天然酵母の使用、卵型タンクやオーク樽熟成など、モラ氏の広い視野で選び抜かれた、上質ワインを生み出すための徹底的なこだわりのため、生産量はごく少量。しかも、彼のファンが多いアメリカや、イギリス、オランダ、ドイツなどからのリクエストが多く、一か国で売り切れてしまわないように、モラ氏が各国のインポーターへ数量を割り当てています。

フェルナンド・モラは2017年9月にマスター・オブ・ワインに認定されました。
ちなみに、スペイン生まれのMaster of Wine(以下MW)は、2018年の時点で3人いますが、最初のMWはベルギー在住で、Mora氏は2番目の認定者に当たります。
3人目もスペイン在住ではないため、モラ氏が唯一のスペイン在住のMWということになります。(2018年時点の話です)
加えて、MWは世界で400人弱存在しますが、ほとんどがジャーナリストやネゴシアン、インポーターなどワインに携わる職業で、ワインを造っているのはおよそ5%、15~20人程度です。

モラ氏は、もともとはワインとは関係のないエンジニアとして働いていましたが、あるときワインに魅了され、自分で造るという夢を持ちました。働きながら、ワインのコネクションをもとにブドウ栽培や醸造について多くの人から学び、初めてのワインは自宅のバスタブで造りました。(正確には、バスタブに氷を入れて、その中にワイン樽を入れ温度管理をして造りました)

その後ワインを作る為に努力を重ね、とうとう自身のワイナリーを持つにいたります。また、独学で勉強を続け、とうとう世界最難関のワイン資格と言われるマスター・オブ・ワインになりました。スペイン人としては二人目という快挙でした。


新しいワインが完成しました。
ワインの名前は、すべてアラゴン語です。アラゴン語とはラテン語から派生した古い言語のひとつです。今もアラゴン地方で話されています。
我々は、今回のワインを造る過程で、この土地、アラゴン地方へ畏敬の念を抱くようになりました。私がワイン造りで心掛けているのは、ブドウの声を聴くこと、畑が広がるその土地のテロワールを表現することです。

これこそが、価格的にも日常の中で飲める、ワールドクラスのワインを作る為に必要なことだと信じています。(多くのワールドクラスのワインは、価格的に多くの人にとって日常的なものではありません)

高級ワイン=高品質ワインという多くの人の認識を変えるために必要なことは、言葉ではなく実行、つまり素晴らしいワインを作ることだと信じて、この作品を世に出すことにしました。
ワインにおけるシンギュラリティの発現、つまり、テロワールやブドウへ敬意を払い、その声を聴き作り上げたワインが、設備投資を最大化したワインを超えることができる、という特異点を提示する為に必要な道なのです。

クエヴァス・デ・アロムのワインは、フェルナンド・モラが、ブドウ畑があるアインソンにある、サント・クリスト協同組合の施設を使って作っていることも、このワインの特徴です。彼は、スペインにおける協同組合のシステムが素晴らしい知恵であると信じています。

このサント・クリスト協同組合の前進となったのは、同地の栽培家たちでした。1835年の修道院国有化により、それまでシトー会が管理してきたブドウ畑が再び現地の農家の手に戻ってきました。
1956年にAinzón、Bureta、Vera de Moncayo、そしてAlbetaのブドウ栽培家たちは 協力しあい、Crianzas y Viñedos Santo Cristo, Sociedad Cooperativa(サント・クリスト協同組合)を設立しました。

この協同組合は、設立当初から品質を大切にする風土があり、クオリティワイン造りの先駆けとして知られています。
1978年に、この地のワインの品質を高めるため、DO認定を目指す運動が起こりました。サント・クリスト協同組合もこの運動に加わり、ブドウ栽培家や醸造家たちの努力が実り、晴れて1980年には、原産地呼称統制委員会(コンセホ・レグラドール)によってDO認定されました。

現在も、その品質重視の姿勢は保たれており、伝統的な栽培・製法を守りつつも、上質なワインを造る設備を次々と導入し、カンポ・デ・ボルハのワインの質を高めるべく、成長を続けています。

ガルナッチャ帝国、D.O.カンポ・デ・ボルハ

DOカンポ・デ・ボルハは、1980年にスペイン北東部アラゴン州に認定された原産地呼称です。特に、ガルナッチャ品種の原産地の一つとしても有名です。この地のブドウ栽培の歴史はとても古く、古代ローマ人によって伝えられワイン造りが営まれていたといわれており、西暦1203年に記されたシトー会の記録にもブドウ畑に関する記述が残されています。
この地域の特徴といえば、「ガルナッチャ」がまず第一に挙げられます。広大なガルナッチャの畑は、驚くべきことに多くの樹が樹齢30~50年。自然と低収量に抑えられ、深みのある味わいを持つブドウが収穫されます。

気候も上質なブドウ栽培に向いており、夏は暑く冬は寒い、昼夜の寒暖の差も大きく、年間を通じて、モンカヨ山から北西の乾いた寒風「シエルソ」が吹き下ろしています。このシエルソのお陰で、畑は乾燥しており、害虫や病気の発生を防いでくれます。

カンポ・デ・ボルハでは、同じガルナッチャでも、標高によって生み出されるワインが 異なるのも特徴で、これこそまさにテロワールとミクロクリマの影響と言えます。

東側の標高350~450mのエリアでは、果実の熟すのは同地で最も早く、ワインは温かみがある優しい味わいでありながら非常にボリューム豊かでパワフル、そして、とてもアロマティックな仕上がりです。茶色から灰色がかったライムストーン石灰岩の土壌が見られます。MagallonやPozuelo de Aragonといった地域のものが主流です。

同エリアの中部、標高450~550mのエリアは、華やかな果実味と同時に非常に複雑味があり、凝縮した味わいで、骨格の強い濃密なワインが生み出されます。
畑はウエチャ川が形作った段丘にあり、土壌は川が運んできた小石まみれで、鉄分混じりの粘土質土壌です。クエヴァス・デ・アロムの畑のあるAinzón(アインソン)をはじめ、BorjaやFuendejalonといった産地が挙げられます。

そして最も西側にある地域、標高550~700mの地域、モンカヨ山の麓に広がる地域は、繊細で滑らか、エレガントな味わいのワインが生み出されています。
Tabuena、 El Buste 、Veraといった地域で、このようなワインが造られています。

このように、標高の違いから土壌の違いが生まれ、それが味わいに強く影響し、 多種多様なガルナッチャのワインが生み出されているのが、このDOカンポ・デ・ボルハの魅力です。

D.O.カラタユ
D.O.カラタユは1990年にDOに昇格した、アラゴン州でカリニェナに次いで2番目に大きい産地です。農業には不向きとされる過酷な土壌ですが、この土地に適応しているガルナッチャ種から高い品質のワインを生み出しており、世界的に注目を集めるようになってきています。

アラゴン州サラゴサの南西約87㎞に位置し、東はDOカリニェナに接しています。西側には標高2,313mのモンカヨ山を擁するイベリコ山系が広がっており、山からの影響を強く受けています。ブドウ畑の斜面はビルヘン山脈の南側、標高550~880メートルに広がっており、大半は、石灰岩を主体とする水はけが良く非常に痩せた土壌です。岩石が多く、土壌に栄養分はほとんどありません。 加えて、カラタユはスペインで最も乾燥している産地の一つです。 降雨量はブドウ畑の位置によってかなり違いますが、だいたい300mm~550mmで、乾燥限界(一般的な樹木が生育するのに必要な最低限の降水量があるかどうかの基準)を下回ります。その過酷な土壌と気候条件から、かつては農業の可能性は絶望視されていたほどです。

年間5~7か月は雪が降るビルへン山脈から吹き下ろす風の影響で、夏の気温はさほど上がりません。昼夜の温度差が激しいので、ブドウの果実は糖分だけでなく酸やポリフェノール等を高いレベルで保つことができます。

vinyard




クエヴァス・デ・アロムのワイン

クエヴァス・デ・アロムのワイン

ペドラ・フォルカ
〈醸造家フェルナンド・モラより〉
このワインはとてもデモクラティック(民主的)なワインです。全ての人に、DOカンポ・デ・ボルハの魅力を感じてもらえるように、味わいのバランスを整えることを大切に考えつつ作りました。
年間わずか13000本程度しか生産できないワインで、Ainzón(アインソン)という村にある畑から集められたガルナッチャ60%とシラー40%のブレンドという、いわゆるフランスのローヌスタイルのワインです。ワイン造りにはセメントタンクを用い、ブドウの20%は全房使用、つまりワインの茎も使います。

ぺニンガイドでは92点の評価を得ました。

〈ワイン名について〉
Pedora Forca は、アラゴン語でPedra=岩、Forca=熊手(農機具)を意味します。ブドウ畑のあるのは非常に痩せた土地で、岩石がゴロゴロしている場所です。畑から視線を山の方に向けると、半月形をした岩山が幾重にも重なり、ギザギザとした稜線を描いているのが見えます。この山並みを指し、地元の人たちはPedra Forcaと呼びます。

【テイスティングコメント】
ラズベリーやスグリのような赤い果実の香り、ミネラルも感じます。
香りはブルーベリーや赤いベリーの香り、スミレのニュアンス。
フレッシュな果実味と、骨格のあるタンニンが溶け合い、エレガントなボディと、長い余韻を生み出しています。



詳細はこちらへ
アトラス・パルセラス

アトラス・パルセラス
〈醸造家フェルナンド・モラより〉
1932~1986年に植えられたブドウ畑のブドウを使用します。畑は複数箇所に散らばっていますが、標高は800~920mの間にあります。土壌は珪岩(石英岩)、シリカといった鉱物の混じる粘土石灰質、砂質土壌です。斜度は2~15度で僅かな傾斜があり、水はけが良いのが特徴です。
40%は足踏みで潰した全房のブドウ果汁を使用し、残り60%はそのままの果実を使用します。コンクリートタンクで40日間発酵・醸しを行います。酵母は果皮に付着した野生酵母のみ使用。1日に1回パンチダウンを行います。 12カ月間コンクリートタンクで熟成し、瓶詰します。

2020年産は、ワインアドヴォケイトで91点と高い評価を得ました。

【テイスティングコメント】
ラズベリーやスグリのような赤い果実の香り、ミネラルも感じます。
香りはブルーベリーや赤いベリーの香り、スミレのニュアンス。
フレッシュな果実味と、骨格のあるタンニンが溶け合い、エレガントなボディと、長い余韻を生み出しています。



詳細はこちらへ
アス・ラディエラスのワイン

アス・ラディエラス
〈醸造家フェルナンド・モラより〉
1932~1972年に植えられた、樹齢50年以上のブドウ畑から生み出されるワインです。畑は標高は800~950mに広がり、土壌はスレート、珪岩(石英岩)、砂岩の混じる荒々しい土壌。
畑は北向きの斜面にあり、斜度は15~20度と強い傾斜があり、水はけが良いのが特徴です。
ブドウは徐梗せず、全房で使用します。足踏みのブドウは敢えて使用していません。コンクリートタンクで70日間発酵・醸し。酵母は果皮に付着した野生酵母のみ使用。1日に1回パンチダウンを行います。 15カ月間500L樽で熟成し、瓶詰します。生産量はわずか7700本です。

2021年産は、ワインアドヴォケイトで94点という高い評価を得ました。

〈ワイン名について〉
As Ladieras とは、アラゴン語で「斜面・スロープ」のことです。このワインを生むブドウ畑は全て斜面にあります。水はけが良いため、凝縮した味わいを持つワインを作ることができます。

【テイスティングコメント】
美しいルビーの色調で、傾けると涙が見える、粘性のある質感。
アロマはフローラルブーケと野生のベリーを思わせる香り、僅かにスモークのニュアンスを感じます。
口に含むと、まず赤スグリやラズベリーを思わせるフレッシュな果実味、続いて中程度のタンニンとともに、クローヴや黒コショウのスパイスを感じます。
酸味とアルコールのバランスが良く、長い余韻を感じます。コンクリートタンクとオーク樽熟成に由来する複雑味も感じます。



詳細はこちらへ
オス・カンタルスのワイン

オス・カンタルス
〈醸造家フェルナンド・モラより〉
1935年に植えられた、樹齢80年以上のブドウ畑2.2ヘクタールより生まれるワイン。標高は900m、土壌はスレート、珪岩(石英岩)、砂岩の混じる荒々しい土壌。
斜度は8.5度と傾斜があり、水はけが良いのが特徴です。 ブドウは徐梗せず、全房で使用し、収穫後昔ながらの足踏み式で破砕します。コンクリートタンクで80日間発酵・醸し。酵母は果皮に付着した野生酵母のみ使用。1日に1回パンチダウンを行います。
15カ月間卵型のNomblot(ノンブロ)社製コンクリートタンクで熟成し、瓶詰します。年間生産量は2500本とかなり少量です。

2020年産は、ワインアドヴォケイトで95点を獲得しました。

〈ワイン名について〉
Os Cantalsとは、このワインを生み出す特別な区画の名前です。この区画はスレート(粘板岩)によっておおわれています。
果実味やアロマ、ミネラル等の凝縮した味わい深いブドウが収穫できる、特別な畑です。

【テイスティングコメント】
ルビー~ガーネットの色調、傾けると涙が見える、粘性のある質感。
レッドチェリーやラズベリー、リコリスやフェンネルを思わせる華やかな香りがグラスから 強く溢れます。果実の香りに続き、黒コショウやクローヴ、スモークの香り。
口に含むと、完熟した果実を思わせる果実味とソフトなタンニン、 アルコールと、しっかりしたボディを感じます。酸が味わいに芯を通すように感じられ、 タンニンやアロマ、果実味のバランスを保ちます。
余韻は長く、フレッシュな果実味が持続します。



詳細はこちらへ
オス・カンタルスのワイン

トゥカ・ネグラ
〈醸造家フェルナンド・モラより〉
ブドウ畑はわずか0.5ヘクタールで、樹齢は65年以上です。標高850mに広がり、土壌は割れた珪岩(石英岩)が堆積する、まるで高い山の上のような、不毛の土地を想起させる土壌です。
斜度は22度と強い傾斜があり、水はけが良いのが特徴です。
ブドウは徐梗せず、全房で使用し、収穫後昔ながらの足踏み式で破砕します。コンクリートタンクで80日間発酵・醸し。酵母は果皮に付着した野生酵母のみ使用。1日に1回パンチダウンを行います。 15カ月間クヴェヴリ(アンフォラ)を模した小型の卵型コンクリートタンクで熟成し、瓶詰。生産量は年間わずか350本。

2021年産は、ワインアドヴォケイトで97点と高得点を獲得しました。

【テイスティングコメント】
ルビーレッドの色調、傾けると涙が見える、粘性のある質感。 赤スグリ、スミレ、ローリエを思わせる深い香り、 華やかな香りがグラスから強く溢れます。
活き活きとした果実の香りに続き、黒コショウやクローヴなどスパイスの香り。 ブルゴーニュを思わせるエレガントな味わい、酸が芯を通すような印象が 感じられ、タンニンやアロマ、果実味の素晴らしいバランスを保ちます。
余韻は長く、フレッシュな果実味が持続します。



詳細はこちらへ
5件中 1〜5件目
並び替え
表示切替
5件中 1〜5件目

おすすめ商品