ドミニオ・バスコンシリョス

ドミニオ・バスコンシリョス
DOMINIO BASCONSILLOS




ワイン愛好家やワイン業界から信頼の厚いワインスペクテイター誌。
ワイン雑誌の中でも最も影響力がある雑誌の一つとして知られています。


よく熟した甘みがあり、一貫した秀逸なバランスを保つ。調和のとれた赤ワインは、
熟したプラム、ブラックベリー、そしてカシスの味わい、魅力的なミネラルや
リコリスのアクセントをもち、それらを引き締め統合する上質なタンニンがある。

樹齢60年!
この価格帯のワインであれば10~20年とい
うものが多いですが、このヴィニャ・マグナ
は最低でも樹齢60年の樹!
しかも通常は機械での収穫ですが、
完全手摘みで収穫されたブドウのみ
を使用しております。

 樹齢が高いとなぜよいか?
根が地中深くまでのびており、土中の様々な
養分を吸う事でワインに複雑味が表れます。
また若い木ほど実を付けないため、一房あた
りの凝縮度が増します。

ドミニオ・バスコンシリョスは2000年に、ワインに情熱を傾ける紳士ホセ・マリア・バスコンシリョスによって設立されました。
彼のメインビジネスは自動車関連です。彼の会社はBosch,Porche,VWの車に使用される部品を造っています。この業界ではクオリティが第一です。
そして、彼はこの姿勢で、最高の

リベラ・デル・デュエロのワインを造りだすことに挑戦したのです。
彼は約20億円をその夢にかけました。
コンサルタントにはスペインで有名なトマス・ポスティゴを起用。
ワイナリーは海抜1000メートルの場所にあり、栽培からワイン醸造に至る過程は
オーガニック栽培を元に、極力純粋な自然を活かすように造ります。
区画にごとに管理され、収穫やブドウの手入れ、全てに渡って手作業で行われます。

数あるサンプルワインの中から、プロのソムリエ達が厳選しました!!
一度に試飲するのはおよそ30種類!
スタッフ全員が採用で一致しないと入荷されません。
時には一つも採用されることがないほど!
この厳しい選別に耐えたワインだけがワインショップソムリエに並びます!このヴィニャ・マグナ・クリアンサはそんな難関を経て選ばれたワインなんです。

【テイスティングコメント】
輝きと光沢がある深みのある力強いガーネット色。 熟した赤い果実(チェリー、ラズベリー、スグリ)のクリーンで強調されたアロマに、ココア、コーヒー、スパイシーなノートが混じり合い、よく溶け込んだタンニンとフレッシュな酸に支えられている。バニラとシナモンのほのかな香りがミネラルを伴う。 ボリューム感のあるテクスチャーとジューシーで甘い風味を運ぶ魅力的な赤ワイン。果実感あふれるフルボディ、シルキーなタンニン感、凝縮した味わいがバランスよく、⾧くドライな余韻がモダンなスタイル。今後 5~10 年の熟成が期待できる。



ドミニオ・バスコンシリョス最新情報

welcome

2024年4/8 UP

||来日セミナー: Ana de Juan(アナ・ド・ファン)さん
ドミニオ・バスコンシリョスは、ホセ・マリア・バスコンシリョス氏が2000年に設立したワイナリーです。現在彼は引退しており、二人の娘(マリア・ホセ、カルメン)がその後を継ぎました。 彼女たちは、女性の視点で、ワインの味わいやラベルも含めた、エレガンスなワインを造りたいと考えました。そして、この考えに賛同してくれる女性スタッフとワイナリーを運営しています。 ワイン造りだけでなく、営業スタッフから輸出担当者・・・全て女性だけで運営しているのが、現在のドミニオ・バスコンシリョスのユニークな点の一つです。

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<ブドウ畑について>
畑は標高1000メートル付近の高地に広がっています。これだけ高地にある畑は、ヨーロッパでは非常に珍しいです。なだらかな斜面が果てしなく続くように広がる様子は、スペインで伝統的にPARAJE DEL ALTO DEL CURAと呼ばれる地形で日照も良く、また他よりも荒天の影響を受けにくい環境にあります。この単一畑で、私たちはテンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、そしてマルベックを栽培しています。
畑の標高が高いと、ワイン造りに様々なメリットがあります。まず、低地より紫外線が強くなるので、紫外線から防御するためにブドウの果皮はとても厚くなります。果皮に含まれる様々な香味成分や、豊かなポリフェノールも増えるため、 ワインに凝縮した風味、力強さが表現されます。
また、標高の高さにより、昼夜の寒暖差が大きくなるため、ブドウの生育がゆっくりになります。おかげで、早熟と言われるテンプラニーリョ種でも、霜が降りるギリギリまで収穫を遅らせる事ができ、ワインに複雑な味わいを表現する事ができます。しかも酸味が損なわれないため、豊かな果実味と凝縮味を持ちながらも、フレッシュな味わい、良い意味での緊張感を備えた味を同時に表現することができます。
ゆっくり成熟するおかげで、ブドウにしっかり野生酵母が付着します。おかげで、人工的な培養酵母は一切使用せず、畑からもたらされる野生酵母100%でワイン造りを行っています。設立者のホセ=マリアが、ワイナリースタートの当初からオーガニックな栽培に力を入れていたため、畑には多種多様な野生酵母はもちろん、微生物や昆虫…豊かな生態系が息づいています。おかげで、私たちドミニオ・バスコンシリョスは、リベラ・デル・デュエロでは自然派の第一人者として認知されています。(現在はユーロリーフという認証を取得しています)

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<ワイン造り>
ワイン造りのアプローチは非常に伝統的で、ブドウの品種の個性を出すよりも、この素晴らしい畑の特徴を表現することに重きを置いています。テンプラニーリョ種が主体ですが、カベルネ・ソーヴィニョン、マルベック、メルロといったボルドーの品種も栽培しています。  それぞれのブドウは、品種ごと、区画ごとに醸造され、最終的にブレンドを行うことで、それぞれのキュヴェの味わいを整えています。ブドウ品種にはそれぞれ役割があります。
◆テンプラリーニョ:
スペインのアイデンティティとも言える重要な品種です。 イチゴのような果実味、リコリスやスパイスを思わせる複雑な風味があります。

◆カベルネソーヴィニョン
タンニン豊で、ワインに骨格やボディを与え、また独特の野性味(青っぽい香り) を与えます。

◆マルベック
マルベックは複雑さを表現する為に使います。 スミレや青い花を思わせる、気品ある香りが感じられます。

◆メルロー
果実味豊かで親しみやすく、滑らかな質感によって ワインにボリューム感、厚みを持たせることができます。

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年ごとに気候が異なるため、その品種が表現する個性も僅かに変わります。最終的には、テイスティングを繰り返し、ブレンドの比率を試行錯誤することで、このテロワールを表現するに足る味わいになるように調整しています。したがって、各ブドウ品種の使用比率は当然毎年異なります。 このように、私たちのスタイルはフランス・ボルドーの「シャトー」のスタイルに近いワインづくりです。ブドウ品種の特徴ではなく、テロワールの個性を表現する、というのが私たちのワイン造りの哲学だからです。ブレンド比率を調整することで、年の違いで味わいがぶれないように調整しています。

熟成には、フレンチオーク樽を使用しています。基本的に新樽を使用しますが、一部古樽を使う場合でも2年もの(1年使用樽)までです。その後、使用された樽は売却しています。時々フランスのワイナリーからも樽の注文があります。



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