ジャン・エ・セバスチャン・ドーヴィサ

JEAN & SEBASTIEN DAUVISSAT
ジャン・エ・セバスチャン・ドーヴィサ


ドメーヌの歴史

ジャン・エ・セバスチャン・ドーヴィサは、1899 年以来このワイナリーを所有する、名門中の名門。 家族経営の小規模ドメーヌで、現在は年間約 50,000 本のボトルを生産していますが、ほとんどがフランス国内のレストランや、個人顧客への販売が占めています。
ドーヴィサのラベルで瓶詰めを行ったのは1963年が初めてで、この時は先代のジャン・ドーヴィサが限定的な規模で販売したものでした。その後、生産体制を整え1978 年から1979年にかけて、セバスチャンの父ジャン・ドーヴィサが設備を整え、年間3,000本程度の生産を開始しました。 ドメーヌの名声を確立したのは、ジャン・ドーヴィサですが、彼は不幸な事故により、まだまだ現役というところでこの世を去ってしまいました。

彼の死の数年前から、妻のエヴリンと息子のセバスチャンが共に畑に立ち、醸造を引き継いでいたため、そのままドメーヌは大きな変更なく、セバスチャンが後を引き継ぎました。

因みに、シャブリの双璧の一つと言われるルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサの先代ルネと、このドメーヌの先代ジャンは従兄弟同士という間柄です。





ブドウ栽培とワイン造り

現在所有する11ヘクタールあまりの畑は、シャブリ(村名)、シャブリ1級、シャブリ特級で構成されています。

ブドウ栽培は、リュット・レゾネと呼ばれる対処療法を採用し、極力農薬など化学薬品を用いない、自然な状態での栽培を行います。

ほとんどのブドウ樹は樹齢20~40年ですが、1級畑のヴァイヨンの中には樹齢70年を超える区画もあります。凝縮した風味、各ワインのテロワールを表現するため、収穫量を厳しく制限しています。 村名ワインは1ha当たり60ヘクトリットル、プルミエ・クリュは45から50ヘクトリットル、樹齢70年を超える樹が混じるヴァイヨンの区画からは、僅か25ヘクトリットルしか収穫されません。



|| ワイン醸造
伝統的な手法でワイン造りを行いますが、ステンレスタンク等の設備は最新のものを備え、シャブリのイメージ通り強靭なミネラルやクリアな果実味を表現します。
村名シャブリとプルミエ・クリュはステンレスタンクで生産しますが、樹齢の古い区画が混じるヴァイヨンと、特級のレ・プルーズは、一部を樽発酵・樽熟成させており、1/4は新樽を使います。
ワインを地下セラーで熟成させてから出荷しており、特にプルミエ・クリュとグラン・クリュは、12カ月の樽熟成が終わった後再びステンレスタンクへ戻し12カ月熟成させ、合計で24ヶ月熟成の後出荷されます。

17世紀に建造された家屋の下にある地下セラーは夏でも冬でもワインを平均温度10〜15℃で保管することができます。

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