マクウィリアムズ・ワイン・グループ

マザーヴァイン・ピノ・ノワール
MOTHERVINE PINOT NOIR

評論家ジェームス・ハリデイ氏が、上位3.8%にしか与えなかった、5レッドスターを献上!さらにワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選出!

マクウィリアムズ・ワイン・グループ

オーストラリアワインの歴史を切り開いてきた、名実ともにトップワイナリーの一つ!

今回入荷したマクウィリアムズ・ワイン・グループは、 オーストラリアを代表するワイン生産者として、現地では広く知られた存在です。

自身のワイナリー運営を行う一方で、 AFFW(Australian First Families of Wine) という12家族が造る団体の一員として、 国内外で様々なワインイベントへ関わり、オーストラリアワイン全体を盛り上げる 一助を担っています。

AFFWを結成している家族・ワイナリー一覧

オーストラリアでも有数のワイン生産者ですが、 大規模ワイナリーの大量生産モデルから、いち早く「量より品質」の路線へ 舵を取った先見の明があることでも高く評価されています。

2017年には、オーストラリアワイン評論の第一人者、 ジェームス・ハリデイ氏が、 マクウィリアムズ・ワイン・グループが運営するマウント・プレザントを 「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」として取り上げ、 さらに同社を5レッドスターという、わずか上位3.8%にしか与えない評価を下しました。

1877年からの歴史を持つ、オージーワイン開拓史の当事者、マクウィリアム家

マクウィリアム・ファミリーの歴史
オーストラリア入植から6世代を数える、北アイルランド出身のマクウィリアム家。
1857年に、27歳のサミュエル・マクウィリアムがオーストラリアへ渡り、 1877年にはニューサウスウェールズ州で初めてブドウを植え、本格的な ワイン産業を興すきっかけを作りました。
また、1960年には、先駆者として高品質ワイン生産に力を入れていくなど、 その歴史はまさにオーストラリアワイン史の一端を担っていると言えます。

歴史
- 1830年
サミュエル・マクウィリアムが北アイルランドに生まれる。

- 1857年
サミュエル・マクウィリアムがオーストラリアのメルボルンへ上陸。

- 1877年
ニューサウスウェールズ州のCorowaに、同州で初となるブドウの植樹を行った。

- 1902年
Sunnyside Vineyardを取得。

- 1913年
Riverinaにブドウの樹を5万本運び、本格的なワイン産業をスタート。

- 1917年
Hanwood Estate を開く。

- 1935年
マクウィリアムズ・ワイン・グループのワインが、初めて国外へ輸出される。

- 1941年
ハンター・ヴァレーにあるマウント・プレザントを取得。
同時に、フランスで学んできたマウント・プレザントの醸造家で、名人と名高いMaurice O’Shea(モリス・オシェイ)をマクウィリアムズ・ワイン・グループの醸造責任者として迎える。

- 1960年
単一品種の上質なテーブルワインをリリース。
その前はテーブルワインより高級なものとして蒸留酒(ブランデー)や、酒精強化酒を生産していたが、その方針を変え、高品質ワイン生産に乗り出した。

- 2010年
アメリカのレストランが選ぶNo1オーストラリアワインブランドにマクウィリアムのHanwood Estateが選ばれる。

- 2016年
5世代目に当たるジェフ・マクウィリアムがCEOに就任。
1877Hilltops Shiraz というワインが、インターナショナル・ワインチャレンジコンクールで、「ベスト・オーストラリアン・シラーズ」に輝く。
マクウィリアムズファミリー

McWilliam's Wine Group のブドウ栽培

オーストラリアは広大で様々な気候があるため、ブドウ品種も、作るワインのタイプも非常にバラエティ豊かです。
McWilliam's Wine Groupは、ニューサウスウェールズの4つのエリアに畑を持ちます。
高品質ワインを生み出すためには、それぞれの土地の特徴に適した栽培は不可欠で、この方針は1941年に醸造責任者として腕を振るった、名人モリス・オシェイがフランスで学んできた「テロワールを活かす」という哲学に基づいています。
土地の力を発揮するため、環境は極力化学的なものを使用しない、自然に則した栽培を行います。また、グループ全体での生産管理の面から、ISO9001と、HACCPを導入しています。

McWilliam's HANWOOD VINEYARDS

ニュー・サウス・ウェールズのテロワール
シドニーやキャンベラといった都市からもアクセスが容易で、現在多くの家族経営ワイナリーがある、オーストラリア有数のワイン生産地域が、このニュー・サウス・ウェールズ地方です。
オーストラリアワイン発祥の地と言われていますが、マクウィリアム・ワイン・グループはその発展と共に歴史を歩んできました。

もともと、この地域はブドウ栽培に最適な土地ではありませんでした。暑い気候、湿度の高さ、干ばつや洪水といった過酷な自然条件を先人が徐々に克服していった努力もあって、徐々に国際的な名声を得てきました。特にハンターヴァレーのワインは高い評価を得ています。

またこの地域のテロワールは多様性があり、土壌は火山性、粘土質、石灰質、ローム層など様々です。また比較的標高が高い地域ではピノ・ノワールやソーヴィニョン・ブランが、温暖な地域ではシラーズやカベルネ・ソーヴィニョン、セミヨンといったように、土地に合わせてブドウ品種が選ばれます。

このような条件から、日常的なワインから、高品質なプレミアムワインまで、非常に豊かな多様性を誇るワイン生産が行われています。
ニュー・サウス・ウェールズ 地図
RIVERINA
RIVERINA
南国的な温暖な気候が特徴の地域です。 この地域をブドウ栽培地として切り開いてきたのは、二代目のJohn.James.McWilliamです。 現在では、ニューサウスウェールズの生産のうち75%を担う、一大産地として発展を遂げています。 主要品種はシラーズとシャルドネです。 テーブルワインを作る一方で、最近は高品質なシラーズやシャルドネも生み出されています。 また、川に近い湿度が高いエリアでは貴腐菌が発生することから、貴腐ワインなど、デザートワイン造りも行われます。
CANBERRA District
CANBERRA District
オーストラリアの首都、キャンベラがある地域で、ブドウ畑は郊外の静かな農村風景が広がる地域にあります。
大陸性気候で日中は乾燥して暑くなりますが、夜は肌寒くなるくらい気温が下がります。
玄武岩や花崗岩の層に加え、粘土質や赤ポドゾル土壌といった複雑なテロワールを持ち、 フランスのローヌ地方を思わせる上質なシラーズや、カベルネ・ソーヴィニョン、シャルドネが生産されています。
品質が高いことで国際的にも注目されている地域です。
HILLTOPS
HILLTOPS
標高450mの地域です。
有名なのはシラーズやカベルネ・ソーヴィニョンなどの黒ブドウです。
酸の乗って香り高い上質なワインが生産されます。プレミアムワインの産地です。
大陸性気候に属し、秋から冬にかけては雨が多い一方、春から夏、秋までは暑く乾燥した日が続きます。しかし、夜間には冷涼な空気で気温が下がり、この昼夜の寒暖差のおかげで高品質なブドウを作ることができます。
TUMBARUMBA
TUMBARUMBA
シドニーとメルボルンの間に広がる、スノーウィー山地の麓に広がる地域で、ニューサウスウェールズでも最も新しい産地の一つです。
最初のワイナリーは1982年に設立されました。
標高300m~900mの場所にブドウ畑が広がります。標高が高いため、冷涼で乾燥した気候となり、高品質なピノ・ノワールやシャルドネの栽培に適しています。
冬は雪に覆われる過酷な環境にありますが、その分ブドウ樹が表現する風味が優れており、最近では赤・白ワインのほか、本格的なスパークリングワインの製造もおこなわれるようになってきました。

マウント・プレザント

「マウント・プレザント」は、マクウィリアムズ・ワイン・グループが1941年に取得したワイナリー。
当時としては珍しい、フランスで本格的な醸造学を学んでたモリス・オシェイ氏がもともと運営していたワイナリーで、現在では高品質ワイン産地して知られる、ハンター・ヴァレーにあります。

このワイナリーは、一人の優秀な醸造家、モリス・オシェイ氏の人生と共にありました。
彼亡きあとにも、その意思を継いだ醸造家たちの努力により、現在オーストラリア最高峰のワイナリーの一つとして高い評価を得ています。

2017年には、オーストラリアワイン評論の第一人者、ジェームス・ハリデイ氏が、マクウィリアムズ・ワイン・グループが運営するマウント・プレザントを「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」として取り上げています。

モリス・オシェイ

モリス・オシェイ氏
アイルランド移民の父ジョン・アウグスト・オシェイと、フランス人の母、レオンティーヌ・フランソワーズ・ブシェの間に長男として生まれました。
1914年、彼が17歳のとき、母のレオンティーヌが彼をフランスへ送り出しました。
その後モリスはフランスで醸造学やブドウ栽培を学び、1921年に帰国しました。
母の協力のもと、彼は当時まだ無名だったハンター・ヴァレー南端にあるブドウ畑16.3ヘクタールをキング家より購入し、ワイナリーを設立しました。

彼はフランスのワイン造りを持ち帰り、ワインの品質を高めるとともに、優れたテイスターとして、アッサンブラージュによる高品質ワイン造りにも貢献しました。
後に醸造長となったマクウィリアムズ・ワイン・グループにおいても、彼がすべてのブレンド比率を取り仕切っていたほどです。

1880年:イギリスからの移民であるチャールズ・キング氏が、ハンター・ヴァレーの南端に広がる火山性土壌の丘にブドウの樹を植えた。
1914年:後にこのマウント・プレザントの醸造家となるモリス・オシェイ氏が フランスのモンペリエ大学で、ブドウ栽培や醸造学を学ぶ。
1921年:モリス・オシェイがキング家より16.3haのブドウ畑を取得し、 マウント・プレザント・ワイナリーを設立。
1932年:マクウィリアム家がマウント・プレザントの半分を所有するようになったが、 醸造など実質的な部分は引き続きモリス・オシェイ氏に一任。
1941年:マクウィリアムズ・ワイン・グループがマウント・プレザントを取得。
これ以降、醸造家のモリス・オシェイはマクウィリアムズ・ワイン・グループの醸造責任者 として、その他多くのワイン造りに携わるようになる。

マクウィリアムズ・ワイン・グループの所有となった後、 オシェイ氏はLovedaleとRosehillといった適地を見出し、徐々に畑を増やしていきました。
現在の高品質ワインを造る土台が、このころ築かれたのでした。

ハンターヴァレー
ニューサウス・ウェールズで最も有名な産地が、このハンター・ヴァレーです。
暑く湿度が高い地域ですが、海からの冷たい風が届くため、午後には雲が広がり、夜間には空気が冷やされ、ブドウの成熟が促されます。
また、収穫期にはほとんど雨が降らないため、温暖な気候に適したブドウから高品質なワインが生み出されています。
赤土、ローム質の複雑な土壌が、上質なシラーズを生み出します。

モリス・オシェイ

商品一覧

ヘイフィールド・ヴィンヤーズ

ヘイフィールド・ヴィンヤーズは、マクウィリアムズ・ワイン・グループの中でもとびきりコストパフォーマンスの良い、自社畑ブドウを使用したシリーズです。
独特なブレンド比率で、バランスの取れた味わいに仕上げます。

オフ・ザ・プレス

off the pressシリーズは、マクウィリアムズ・ワイン・グループの中でも、テーブルワインよりワンランク上の位置づけの上位レンジです。新聞や出版物が印刷されたばかりの状態、すなわち「最新ニュース」という名前が付けられており、マクウィリアム家のワインに関わるストーリーを新聞の記事のように表現しています。

マウント・プレザント

マクウィリアムズ・ワイン・グループの中で、クオリティワインを生み出す中核となっている、マウント・プレザントのシリーズ。名醸造家のモリス・オシェイ氏の哲学を受け継ぎつつハンター・ヴァレーの自社畑から、優れたワインを生み出し続けており、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに選出されるなど、オーストラリアワインをけん引する活躍を見せています。

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