NIKI Hills Winery

NIKI Hills Winery

北海道・仁木町の澄んだ空気と、四季の移ろいに寄り添いながら育まれる果実。NIKI Hills Wineryが届けるのは、北の風土と人の想いがやさしく重なり合う温かみのあるワイン



北海道・余市郡仁木町。果樹栽培の歴史が130年以上続くこの土地のその中心にあるのが、NIKI Hills Wineryです。
ワインとは、単なる嗜好品ではありません。その土地の気候、文化、人の営み、そして未来への想いまでも映し出します。
NIKI Hills Wineryが掲げるのは、「ワインを通して地域を再生する」という大きな挑戦。2014年、準限界集落となった仁木町の耕作放棄地を整備するところから、その歩みは始まりました。



仁木・余市エリアは、水はけの良い土壌と昼夜の大きな寒暖差に恵まれた、北海道屈指の果樹地帯。余市湾から立ちのぼる霧が、美しい酸と香りを持つブドウを育てます。「この地のブドウで、この地のワインを造る。」そんな“土地に根ざしたワイン造り”を目指し、契約農家のブドウによる醸造を経て、2019年からは自社畑のブドウによるワイン造りもスタートしました。

現在では、約33haの広大な敷地にワイナリー、ヴィンヤード、ナチュラルガーデン、レストラン、宿泊施設を備え、“北の楽園”とも呼びたくなる空間が広がっています。





しかし、このワイナリーの魅力は、美しい景観だけではありません。

仁木町では、農業従事者の高齢化や後継者不足によって、守られるはずだった果樹園が少しずつ失われつつあります。 NIKI Hills Wineryは、その土地を受け継ぎ、ワイン用ブドウという高付加価値作物へ転換することで、農業そのものの未来を支えようとしています。

さらに彼らが見据えるのは、「ワインツーリズム」による地域活性化。観光客がワイナリーを巡り、人が集まり、雇用が生まれる。そして若い世代が、この町に誇りと希望を持てる未来をつくること。 印象的なのは、“周囲のワイナリーをライバルではなくファミリーと考える”という姿勢です。地域全体で魅力を高め、日本中、そして世界中から人が訪れる土地へ。その考え方には、単なるワインビジネスを超えた、強い地域愛が感じられます。

また、自然との共生にも真摯に向き合っています。放置されていた森林を整備し、ワイン畑、森、庭園が調和するナチュラルガーデンを造成。 長野県黒姫で森の再生活動を行われていたナチュラリスト 故C.W.ニコル氏の助言を受けながら進められた森の再生活動は、「人と自然が共に生きる風景」を取り戻す試みでもあります。





現在、NIKI Hills Wineryの醸造を担うのは、女性醸造責任者の太田麻美子氏。
収穫や仕込みを通じてワイン造りに魅了され、ニュージーランドのプリリ・ヒルズ、さらにシャンパーニュの名門ドメーヌ・ジャック・セロスで醸造を学び、2021年から自らワイン醸造を手掛けています。
太田氏が目指すのは、“想像力を掻き立てるワイン”。思わずもう一口飲みたくなる香り、北海道らしい凛とした酸、仁木町の風土を映し出す透明感。
その繊細な感性から生まれる味わいには、やわらかさの中に芯のある美しさが感じられます。
一口ごとに表情を変え、飲み手それぞれの感性に寄り添う。NIKI Hills Wineryのワインには、女性醸造家ならではの細やかな感性と、この土地への深い想いが丁寧に込められています。




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