シャトー・ラモット・ベルジュロン・クリュ・ブルジョワ 2011年 フランス ボルドー 赤ワイン フルボディ 750ml

偉大な熟成ボルドー、満を持して限定入荷!デカンター 92点獲得!

ワイン名(原語)シャトー・ラモット・ベルジュロン・クリュ・ブルジョワ
(CHATEAU LAMOTHE BERGERON CRU BOURGEOIS)
原産国・地域フランス・ボルドー
原産地呼称(AOC)オー・メドック
ヴィンテージ2011年
ぶどう品種
(栽培面積比)
メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン
タイプ赤ワイン
内容量750ml
ご注意開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法要冷蔵 18℃以下
特徴デカンター:92点
ジャンシス・ロンビンソン:15.5点 / 20
商品管理番号 3700563400534
生産地 フランス ボルドー
サイズ 750ml
素材 【FR】【BO】【HMC】【T-RE】【T-FL】【T-TN】【S-ME】【S-CS】【C-RSV】【PAPT】【GRV】【GOLD】【MRIG】【JUKU】【V-201】
生産者 シャトー・ラモット・ベルジュロン・クリュ・ブルジョワ
ぶどう品種 メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン
タイプ 赤ワイン
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
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基本送料

単品

品番
3700563400534
JANコード
3700563400534
参考上代
4,780円
配送サイズ・ワイン
1本分換算(12本で送料無料)
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シャトー・ラモット・ベルジュロン・クリュ・ブルジョワ
CHATEAU LAMOTHE BERGERON CRU BOURGEOIS



時を超えるブルジョワの名門


ボルドー地方メドック地区の名門、ラモット・ベルジュロン。
マルゴーとサン・ジュリアンという二大銘醸地の間に位置し、ジロンド河口が生んだ最高の砂利質土壌を有するこのシャトーは、長い歴史を持ちながらも、時代とともに進化を続けてきました。

ラモット・ベルジュロンは、19世紀にはすでに格付け上位「クリュ・ブルジョワ・シュペリュール」としての評価を確立し、2020年には再びその称号を獲得しました。しかし、その起源はさらに古く、14世紀のラモット・ベルジュロンにまつわる興味深い逸話が残されています。当時、この地はカプタル・ド・ブッシュ(Captal de Buch)の所有であり、彼はデュ・ゲクラン(Duguesclin)との戦いで捕虜となった際、多額の身代金を支払うためにワイン10年分を前払いで売却したのだとか。当時のボルドーはイギリス統治下にあり、ラモット・ベルジュロンのワインはすでに「特別なワイン」として高く評価されていたのです。

「川の見えるシャトー」として知られるラモット・ベルジュロンの最大の強みは、土壌の質の高さにあります。ジロンド河口がもたらした砂利質土壌は、日中の熱を蓄え、夜に放出することでブドウを理想的な温度に保つという特性を持っています。また、水はけがよく、ストレスを適度に与えることで、凝縮感のある果実を育てることができるのです。この特別な土壌の恩恵を最大限に活かしながら、ラモット・ベルジュロンは2018年にHVE(High Environmental Value=高環境価値)認証を取得。単なる「サステナブル」なワイナリーではなく、本質的に自然環境を守りながら、高品質なワインを生み出すことに重点を置いています。





■精密な畑仕事が生む、極上の一滴
ラモット・ベルジュロンのワインの魅力は、クラシックなエレガンスと濃密な官能性のバランスにあります。その秘密は、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをほぼ同じ割合でブレンドすること。カベルネ・ソーヴィニヨンがもたらす力強い骨格と、メルローがもたらすしなやかな果実味が見事に調和し、ひと口飲むだけで深い余韻と魅惑的な味わいが広がります。
2009年からは、サン・テミリオンの名門「シャトー・アンジェリュス」のオーナー、ユベール・ド・ブアールがコンサルタントとして加わり、ワイン造りの精度が一段と向上。収穫されたブドウは徹底的に選別され、最適な醸造法で丁寧に仕上げられます。ラモット・ベルジュロンには、ステンレスタンクとコンクリートタンクの2種類の醸造設備があり、それぞれのブドウ区画に合わせた最適な発酵プロセスを採用。そして、厳選されたフレンチオーク樽で12~18か月間の熟成を経て、エレガントなワインが完成します。
現在、ラモット・ベルジュロンは年間8,000人以上の訪問者を迎えるワイン観光の名所となり、ボルドーの魅力を伝える場としても重要な役割を担っています。長い歴史と伝統に支えられながらも、時代に応じて変化を続けるラモット・ベルジュロン。そこにあるのは、土地の恵みと人の情熱が織りなす、唯一無二のエレガンスです。


テイスティングコメント

2011年ヴィンテージは、若いボルドーワインの力強さとは異なる、円熟したバランスと洗練が際立ちます。10年以上の熟成を経たことで、タンニンはほどよくこなれ、果実味と熟成香が見事に調和。時を重ねたからこそ生まれる、唯一無二のエレガンスと奥深さ。まさに熟成ボルドーの醍醐味を味わえる一本です。

ブラックベリーやカシスの果実の香りがゆっくりと立ち上がり、熟成によるドライフルーツやタバコ、シガーボックスのようなニュアンスが絡み合う。ほのかに感じるスパイスやなめし革のアクセントが、さらに奥行きを加えます。口に含むと、丸みを帯びたタンニンがなめらかに広がり、熟成が生み出すシルキーな質感を感じさせます。ブラックチェリーやプラムの果実味は健在ながら、そこに森の下草やキノコ、ビターチョコレートのような複雑なニュアンスが加わり、長い余韻へとつながります。合わせる料理は、トリュフを使った料理、熟成したチーズ、ゆっくりと煮込んだ赤身肉の料理などがおすすめ。ワインの持つ繊細な香りと味わいが、料理とのペアリングでさらに引き立ちます。



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