「神対応!」と⾔われた飲⾷店の集客施策

「神対応!」と言われた飲食店の集客施策
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常連さんのリピート対策、インバウンドの外国⼈観光客の獲得。
やるべきことは多々あるが、⽇々のサービスで⼿⼀杯。
今回は、スタッフ⾃らが考えた無料の集客⽅法で、常連さんのリピート対策と、インバウンドの観光客を獲得した、六本⽊の イタリアン「SAKURA」の成功例を紹介。

⼥性の“共感”ネットワークってすごいんです
六本⽊のイタリアン「SAKURA」のサービス担当する岩崎さんが考えた、お⾦をかけない集客施策が「⼥性にうけるワインメニュー対策」と「SNS対策」だった。

⼥性の“共感”ネットワークってすごいんです
柳本

「岩﨑さん、今日は宜しくお願いします。」
「早速ですが、今回、うまくいった施策についてお話いただけますか?」

岩﨑

「はい、それについては柳本さんのお力を借りたからこそ実現できたと思ってますが・・・
コロナ前と比べ“集客”が落ち込み、どうしたらお客様に来ていただけるだろうと常に頭にありました。ただ、集客のための広告費もこれ以上増やすことはお店としてNGでした。」

柳本

「なるほど。集客は永遠の課題ですよね。広告費をかけずに集客が出来るというのはとても魅力的な話ですが、どうやって実現できたのですか?」

岩﨑

「はい、同性(女性)の声を活用しようと思いました。」

岩﨑

「近くに新しいお店が出来ると、新しい物好きの友⼈が必ず“発掘”しに⾏くんですけど、どの料理が美味しかったとか、サービスが良かったとかレビューを共有してくれます。」
「そういうリアルな声ってすごく参考になって、店舗のホームページやグルメサイトの情報より信頼性が⾼いと思うんです。私の周りでも友⼈やSNSでフォローしている⼈の情報がきっかけで、そのお店に⾏ってみることってとても多いですね。」

柳本

「それ、すごく分かります!私自身、周りの知人・友人たちとSNSで繋がっていることもあって、Instagramのストーリーや、最近だとTikTokで情報を得る事も多いです。」

岩﨑

「ですよね!SNSと言っても、Instagram、Twitter、Facebook、TikTok、LINE、色々ありますがどれも無料で使えるので、初めはとにかく全部やってみよう!と思いました。」
「もう一つ、忘れてはならないのが、GoogleMAP(グーグルマイビジネス)です。大抵の人が、初めて行く場所ではスマホのMAPアプリを使用すると思います。実はものすごい数のお客様にお店の存在を知らせることが出来るんです。」

柳本

「私も同じですね。友達と連絡を取ったり近況を共有するのはLINEやInstagram、夜中にTikTokを見て流行のものを知って、休みの日にGoogleMAPを使ってお店を探したりしています。」

岩﨑

「ですよね。なので、お店もInstagramのフィード投稿は週に1度は必ず、ストーリーは週に5回くらいアップします。後、来店してくれたお客様には、LINEのアカウントに登録してもらって、Googleでお店の口コミも書いてもらいます。最近はメールって見ないですよね。LINEがメールの代わりになっているので、お店の情報を知ってもらってリピーターになってもらうためにお願いしています。Googleで書かれた口コミは、Googleのキーワード検索や、MAP検索にも引っかかるようになるので口コミが増えれば増えるほど、お店の存在を知ってもらえるようになります。後、すごいのが・・・」

柳本

「・・・すごいのが?それは何でしょう?」

岩﨑

「Googleの口コミは、海外の人たち向けに自動翻訳されるところです。つまり日本語で書かれた口コミも、アメリカの人のスマホであれば英語で表示されるんです。うちのお店も平日は、日本人のお客様の口コミを見て、海外のお客様がいらっしゃいます。平日の閑散としてしまう時間帯の来店は本当にありがたいです・・・!」

柳本

「それはすごい!海外の観光客が増えていますが、Googleの口コミを見て来店してくれるんですね。しかも、日本人のお客様が少ないときに。海外の人にとって、日本は土地勘がないからスマホの地図アプリは必須ですね。」
「まとめると、InstagramとGoogleMapで新しいお客様に知ってもらい、LINEに登録やGoogleの口コミを入れてもらい、再来店を促しているということでしょうか?」

岩﨑

「はい、特に女性の口コミやフォロワーは積極的に増やすよう心掛けています。女性客が多いところは女性も安心して行けますし、投稿いただける口コミや写真も女性が気になるポイントを押さえてくれているので、お客様の声が安心材料に繋がっていると思います。」

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