ティレルズ・ヴァット1・ハンター セミヨン ティレルズ・ワインズ 2019年 オーストラリア ニュー・サウス・ウェールズ 白 辛口 750ml

5,500を超えるメダルと330のトロフィーを獲得し、オーストラリアで最も多くの賞を受けた白ワイン。

ワイン名(原語)ティレルズ・ヴァット1・ハンター セミヨン
(TYRRELL’S VAT1 HUNTER SEMILLON)
生産者(原語)ティレルズ・ワインズ(TYRRELL’S WINES)
原産国・地域オーストラリア・ニュー・サウス・ウェールズ州
ヴィンテージ2019年
ぶどう品種セミヨン
タイプ白ワイン
内容量750ml
ご注意開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法要冷蔵 18℃以下
特徴・ブドウはすべて完璧な状態で手摘み
・フリーランジュースは低温でステンレスタンクにて発酵
・その後ボトリングまでタンクで熟成

受賞歴
・ゲイリー・ウォルシュ(The Wine Front):96点(2019VT)
・ジェームス・サックリング95点(2019VT)
・ワイン・エンスージアスト96点(2019VT)
・デカンター:97点(2019VT)
・ジェームス・ハリデ ー:97点(2019VT)
商品管理番号 93452002630
生産地 オーストラリア・ニュー・サウス・ウェールズ州
サイズ 750ml
素材 【AU】【NSW】【HTV】【T-WH】【T-SEC】【T-FL】【T-VLM】【C-OR】【GRV】【TPC】【V-201】
生産者 ティレルズ・ワインズ(TYRRELL’S WINES)
ぶどう品種 セミヨン
タイプ 白ワイン
内訳
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品番
93452002630
JANコード
93452002630
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ティレルズ・ワインズ
TYRRELL'S WINES

ハンターヴァレーにある自社畑の最良の区画最高樹齢100年にも及ぶ古樹の力を宿すティレルズのフラッグシップ
『ヴァット・シリーズ』。オーストラリア最多受賞と世界的栄誉を重ね、世界中のワインコレクターが追い求める最高作品。

古樹の力を宿す、不朽のフラッグシップ『ヴァット・シリーズ』

オーストラリアを代表する老舗ワイナリー、ティレルズのフラッグシップ『ヴァット・シリーズ』。
その誕生は1962年、三代目マレー・ティレルが、ティレルズ家が誇るアシュマンズ・エステートの古木畑にインスピレーションを受けたことに始まります。
ヴァット(VAT)とは発酵槽を意味し、そこに刻まれた番号がそのままワインの名前となっています。番号に紐づくそれぞれのワインは、単なる識別を超え、やがてワイナリーを象徴する存在へと成長しました。
このシリーズに用いられるのは、最上の畑から得られる樹齢の高いブドウ。中には100年以上前から植樹された、非常に貴重なブドウ樹も存在します。古樹は、収量こそ少ないものの、そのひと粒ひと粒には凝縮した旨みと複雑さが宿ります。収穫はすべて手作業で行われ、醸造も伝統的な方法が貫かれています。かつては熟成に用いられた樽の番号がそのままワインの名となり、現在もその精神を引き継いでいます。ブドウは、シラーズはティレル・エステート内の「アッシュマンズ」にある最良の区画から調達され、一方、カベルネ・ソーヴィニヨンは古樹のブドウが植えられた超優良なマクラーレン・ヴェイルの区画からもたらされています。
ヴァット・シリーズは、ティレルズのワイン造りの真髄を体現する存在であり、原点回帰でもあります。その長期熟成能力は世界的にも名高く、いまや世界のワイン愛好家がコレクションとして探し求めるオーストラリアワインのひとつとして知られています。

テロワール
テロワールを最も純粋に映す、Tyrrell’s Vat Series。
このシリーズが特別なのは、単に伝統を守るだけでなく、「一つの区画、一つのワインに宿るテロワールの純粋な表現」を追求している点です。選ばれたブドウ畑は世代を超えて守られ、その個性が最良の形で表れるよう、醸造も極めてシンプルかつクラシカルに行われます。2023年ヴィンテージのVat 8 シラーズ・カベルネは、複数地域のブドウをブレンドする(マルチリージョナルブレンド)という、ティレルズの持つ西オーストラリアの歴史的なルーツに回帰するというテーマを踏襲しています。
オーストラリアワインの頂点、世界が認めた名門の証。
オーストラリアワインの頂点、世界が認めた名門の証。
Vat Seriesは、ティレルズの中でも別格であり、Vat 1 Hunter Semillonは、5,500以上のメダルと330のトロフィーを獲得した、オーストラリアで最も多くの賞を受賞した白ワイン。さらに、オーストラリアで最も権威のあるワインの格付け「ラングトンズ・クラシフィケーション(Langton's Classification of Australian Wine)」における最高の等級を獲得しました。
また、1979年のパリ「オリンピック・オブ・ワイン」では、Vat 6 Pinot Noirが世界のトップワインのひとつとして選出、近年では、2023年ヴィンテージのVat 8 Shiraz Cabernetが、2026年Halliday Wine Companion Awardsにて「Other Reds & Blends of the Year(その他の赤ワイン&ブレンド部門 年間最優秀賞)」を受賞。
ハンター・ヴァレーを代表するティレルズのヴァット・シリーズが、改めてその品質と評価を世界に示しました。

2025年 世界で最も称賛されるワインブランド TOP50に選出!

世界的なワイン・スピリッツ等の専門誌 Drinks International の「2025年度 称賛される世界のワインブランド TOP50」にティレルズが選出されました。順位は40位で、新選出ブランドとしては最も上位の評価を受けました。
Drinks International は1976年に英国で創刊された専門誌です。世界中のワイン、スピリッツ、ビール等、酒類全般を取り扱っており、その専門的な内容から、世界中の酒類バイヤー、バーテンダー等のプロフェッショナル達が愛読しています。このランキングは、ワインバイヤー、ソムリエ、マスター・オブ・ワイン、ワインバーのオーナー、ライター、インフルエンサー、教育者などおよそ100名の専門家によって審査された結果によるものです。
審査基準は、ワインの品質と一貫性、価格に対する品質のバランス、ブランディングとマーケティングの強さ、サステナビリティや社会的・企業的責任なども考慮されている、と発表されています。 誌面では「現在も創業家によって運営されており、各世代が自らのブランドだけでなく、オーストラリアのワイン業界全体に消えない足跡を残してきた」と評されました。

オーストラリアTOP100ワイナリーの第一位に選出!

ティレルズは「Halliday Wine Companion Top 100 Wineries 2024」において、オーストラリアのワイナリー第1位に選ばれました。
この「Top 100」は、現在のオーストラリアワイン業界の優れた生産者を称えるもので、Halliday氏が過去12か月以内に評価した生産者から毎年選出されます。2024年度は、およそ1100軒の候補から徐々に絞られてゆき、最終的にTOP100が選ばれ、Tyrrell’s(ティレルズ)はその中で第1位に選ばれました。

アンドリュー・スピナージ
Hallidayのコメント
1858年に設立された家族経営のワイナリーであるティレルズは、その長い歴史と伝統の中でゆったりと安定した運営を行うだけでも十分だったことでしょう。しかし、彼らはそのような凪の中に安住することを選びませんでした。ワイン造りの絶え間ない変革によって、常にオーストラリアのワイン史をダイナミックに動かし続けてきたのです。
(中略)
ティレルズは多くのワインを世に送り出していますが、あるワインは日常的に楽しんでもらうため、あるワインはオーストラリア屈指の単一畑の可能性を表現するため、と全てに意味が与えられています。複数の畑をまたいだカジュアルなブレンドワインは常に魅力的ですが、優れた畑や区画にスポットライトを当てたワイン、その高品質なワイン造りを可能にする、セラーでの繊細な技術こそがティレルズの真骨頂であり、この2024年度の第一位という評価を確固たるものにしました。
ちなみに2025年版のWine Companionには幅広い価格帯から20種以上のワインが出品されましたが、半数以上が金賞のスコアを獲得し、うち11本は96点以上を記録するという偉業を成し遂げ、まさに別格の領域に居ることを感じさせました。
マーク・リチャードソン
Chris Tyrrell(5代目当主兼CEO)のコメント
オーストラリアで第一位のワイナリーに選ばれたということを、心から誇りに思います。この結果は、オーストラリアで二番目に古い家族経営のワイナリーである我々にとって、代々ワイン造りに心血を注いできた先代たちが積み重ねてきた努力が正しかったことを証明してくれました。我々の受け継いできた畑、その畑で汗を流し、ぶどうを素晴らしいワインへ昇華させてくれているすべての仲間たちへも心からの敬意を表したいと思います。

オーストラリアワインの歴史を築いた名門

オーストラリアを代表するワイナリーのひとつ、ティレルズは、英国からの移民エドワード・ティレル(Edward Tyrrell)により1858年に設立され、以来5世代にわたって家族経営を続けています。
自身のワイナリー運営を行う一方で、 AFFW(Australian First Families of Wine) という12家族が造る団体の一員として、 国内外で様々なワインイベントへ関わり、オーストラリアワイン全体を盛り上げる役割を担っています。

AFFWを結成している家族・ワイナリー一覧

過去に累計で受賞したメダルやトロフィーの数は5600以上、今ではティレルズはオーストラリアでも最も優れたワイナリーの一つと認識されており、オーストラリアワインの批評では第一人者と言われるジェームス・ハリデーの最高評価5つ星を初年から毎年獲得しています。
2010年には「オーストラリアワインコンペティション」において “Winery of the Year”にも選出されました。また、安定して高い品質のワインを生み出す実績から、シャングリ・ラ(カナダ)、マリオット・ホテル(中国)、リッツ・カールトン(中国)、パレスホテル(ドバイ)など、世界各地の著名な五つ星ホテルに採用されています。

オーストラリアワインの国際的な評価を高めた立役者

ティレルズ・ワインズは、現在は5代目にあたるChris Tyrrell氏が当主を務め、ニュー・サウス・ウェールズのハンター・ヴァレーを本拠地とし、ヴィクトリア州のヒースコートにも畑を所有しています。その歩みは、まさにオーストラリアワインの歴史の一翼を担っていたといえるほどで、多大な貢献を果たしてきた名門です。
1854年7月20日、エドワード・ティレルと彼の家族は、英国からの移民としてシドニーへ到着しました。1858年に、エドワードはハンター・ヴァレーへ畑を購入しました。その場所は、ライムストーン土壌でワイン用ブドウ栽培に適した土地でした。1863年には、ワイナリーが完成し、以後家族の手によって、ワイン造りが行われるようになりました。
オーストラリアワインの歴史的な転換点でも大きな役割を果たしています。特に業界全体に対して大きな影響をもたらしたのは、彼らのマーケティング上の成功でした。
代表的なものは、1963年に生み出されたティレルズのセミヨン種の辛口白ワインです。この新しい味わいは高く評価され、以後オーストラリアの辛口セミヨンは「ハンター・セミヨン」と呼ばれるようになり、国際マーケットで独自の地位を築くきっかけとなりました。また1970年代に初めには、オーストラリアで初めて「シャルドネ」を商品化。現在世界中で親しまれている、リッチな味わいのオージーシャルドネの礎を造りました。

ティレルズ・ワインズのブドウ畑

ティレルズは、長い歴史の中で徐々に畑を拡張してきましたが、その中心となるのは二つの産地です。

ハンター・ヴァレーハンター・ヴァレー
ハンター・ヴァレー(ニュー・サウス・ウェールズ州)
ティレルズの本拠地であり、ニュー・サウス・ウェールズで最も有名な産地が、このハンター・ヴァレーです。ワイン造りの長い歴史を持つこの場所は、赤土、ローム質の複雑な土壌を持ち、ポテンシャルが高いものの、夏と秋に雨が多い気候によって、ワイン栽培は他地域に比べ難しいエリアです。
暑く湿度が高い地域ですが、海からの冷たい風が届くため、午後には雲が広がり、夜間には空気が冷やされ、ブドウの成熟が促されます。シドニーへアクセスしやすい地理的条件のため、長い歴史を持つ古参のワイナリーがひしめきあっているのも特徴です。
ハンターヴァレーのティレルズが管理する畑の中には、一部フィロキセラの被害を免れている樹齢100年を超える畑もあり、ここは世界最古のブドウ畑の一つとして、大切に保護されています。(19世紀後半に、ヨーロッパのブドウ畑は、フィロキセラによってほとんど滅ぼされ、現在の畑は大部分は、新たに接ぎ木で栽培された畑です)
ヒースコーヒースコー
ヒースコート(ヴィクトリア州)
1850年代、一攫千金を夢見て多くの人が訪れた、ゴールドラッシュの歴史を持つヴィクトリア州ヒースコートは、1950年代にワイン生産地として発展しはじめ、1980年代にはさらにその栽培地を広げていきました。起伏のある沖積層の地形、オーストラリア州で最も涼しい気候のおかげで、オーストラリアでも優れたシラーズとカベルネ・ソーヴィニョンを生み出す産地の一つとなっています。
深い色合いで、重厚なフルボディのワインが、このヒースコートの特徴となっています。ヒースコートにあるティレルズの畑は、1994年から植樹され1997年に最初のワインが造られました。土壌の下部にあるカンブリア紀の層の恩恵を受けて、優れた品質のワインを生み出します。畑はマウント・キャメルの西側斜面の中腹にあります。この位置はブドウにとって最適で、霜を免れる高さにあり、また午後の暑すぎる太陽の影響も免れることができます。
環境問題に対する取り組み
広大なブドウ畑を管理するティレルズは、環境への影響を最小限に抑えるために、独自の厳しい基準を設け、畑の管理やワイン造りを厳しく制御しています。2009年には、国際的な指標となるISO14001の認定を受けました。
それ以来、温室効果ガスの総排出量を、年平均で8%ずつ、これまで62%削減しました。
この値は、火力発電所などから排出される二酸化炭素ガス2400トン以上に匹敵します。

優れた醸造チーム

ワイナリーの運営が始まり、最初の1世紀の間は、ワイン造りは家族総出で行っていました。1971年になると、Ralph Fowler(ラルフ・ファウラー)がティレルズ家以外の者で初めてチーフワインメーカーのポストに就きました。以後、ワイン造りにはティレルズ家以外の専門家が必ず重要なポストに就くようになっています。現在醸造家としてティレルズのワインを管理しているのは、Andrew Spinaze氏、Chris Tyrrell氏、そしてMark Richardson氏です。

アンドリュー・スピナージ
チーフ・ワインメーカー
現在、ワイン醸造チームを率いているのは、Andrew Spinaze(アンドリュー・スピナージ)氏です。ニュー・サウス・ウェールズ州北部の出身で、アデレードのローズワーシー農業カレッジで学んだ後、1980年にティレルズ・ワインズへ入りました。ティレル家三代目のMurray Tyrrell(マレー・ティレル)の下で学び、1985年に醸造アシスタントとなり、頭角を現すようになりました。1987年にはフランスへワイン醸造について学びに行き、1989年からティレルズ・ワインズのチーフ・ワインメーカーとなり、彼の代で数多くのメダルやトロフィーを受賞します。2004年には、オーストラリアで重要な二つのワイン専門誌、Winestate と Gourmet Traveller WINEで、同時に「Winemaker of the Year」に選ばれました。
マーク・リチャードソン
赤ワイン専門の醸造家
Mark Richardson(マーク・リチャードソン)は、赤ワイン造りで専門的な仕事をする醸造家です。ハンター・ヴァレー出身で、シャンパーニュメゾンのモエ・シャンドンが運営する「ドメーヌ・シャンドン」や、イタリアのキャンティ・ルフィーナでもワイン造りを行っていました。1994年、ティレルズが、シラーズなど赤ワインにも力を入れることを決めた際に醸造チームへ入り、赤ワインの品質を飛躍的に高めてきました。
オーストラリアの、力強いフルボディワイン(ビッグ・レッド)を特集するワインガイド、「Big Red Wine Book 2009/10」で、「Winemaker of the Year」に選ばれました。
ティレルズ ヴァット 1 ハンター セミヨン
ティレルズ ヴァット 1 ハンター セミヨン
ワイン造り
ティレルズの象徴ともいえるフラッグシップ、Vat 1 Semillon。セミヨンの世界的なベンチマークとして広く認められ、今やオーストラリアを超えて国際的な評価を確立しています。
そのブドウが育つのは、ティレル・ファミリー・エステート内の象徴的な畑「ショート・フラット・ヴィンヤード」。1923年にフィロキセラ以前の苗木を自根で植え、灌漑を行わずに守り続けてきた歴史ある区画です。 これまでに5,500を超えるメダルと330のトロフィーを獲得し、オーストラリアで最も多くの賞を受けた白ワインとして名を馳せています。さらに、豪州最高の格付け「ラングトンズ・クラシフィケーション」において、わずか4つしかない白ワインの最高等級に位置付けられています。
しかも、そのスタイルは極めてユニーク。低アルコールで樽熟成を一切行わない辛口白ワインでありながら、数十年もの熟成を可能にする稀有な存在。若いうちは清らかな果実味とフレッシュな酸、熟成を経れば驚くほどの複雑さと深みを見せます。Vat 1 Semillonは、ティレルズの真髄であると同時に、世界のワイン史に刻まれる“オーストラリア白ワインの金字塔”です。
グラスに注げば、華やかなフローラルの香りと柑橘のニュアンスが広がり、近年のヴィンテージよりも鮮烈な印象。口に含めば、まるでグラン・クリュを思わせる奥行きと力強さを携えながら、余韻にかけてはしなやかな酸がエレガンスを添えます。偉大な年だけが見せる、卓越した長さと調和。それこそがクラシックなVat 1 の真髄です。
お勧め料理
レモンを効かせた白身魚のグリル、牡蠣や帆立のカルパッチョ、天ぷらのように軽やかな揚げ物とも好相性。

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