メゾン・ジャン・ロロン
MAISON JEAN LORON

メゾン・ジャン・ロロンは、ブルゴーニュ南部で300年以上の歴史あるワイン生産者です。 設立者であるジャン・ロロンの両親は、当時多くの農家と同じく、野菜や果物など多様な農産物を造っており、ブドウはその中に一つにすぎませんでした。
しかし、ジャン・ロロンはブドウ栽培とワイン造りに特化することを決断しました。彼は原料であるブドウの品質を高めるために、ボジョレーとブルゴーニュに所有するリュー・ディ（区画名）が付いた優れた畑のブドウからワインを造ることにしました。
1821年、ジャン・ロロンの孫のジャン＝マリーは、この祖父が始めたワイナリーの事業に大きな可能性を見出し、拠点をChenasから、鉄道に近いPontanevauxへ移しました。この決断は功を奏し、その後ワイナリーは急速に発展を遂げました。1900年代にはパリのワイン商Nocolasと組むようになり、彼らのワインはパリでも流通するようになりました。
自身の畑を営む傍ら、Chateau de Fleurie（シャトー・ド・フルーリー）やDomaine Billards(ドメーヌ・デ・ビラール)など優れたワイナリーを傘下に収めてきました。

樹齢40年以上の区画から収穫されたブドウのみ使用。 土壌は粘土質と石灰質。 LugnyとViré、ソーヌの渓谷の間の緩やかな斜面に広がる畑で、平均樹齢は40年以上です。 収穫・セラーで選果されたブドウは、すぐに圧搾され、ステンレスタンク内で発酵を行います。 発酵完了後、6か月間澱とともに寝かせて（シュール・リー製法）、ワインに複雑な味わいを表現します。