シャトー・ド・ラ・ランベルティ
CHATEAU DE LA LAMBERTIE

2018年は、ボルドーの当たり年と言われていますが、特にこのシャトー・ド・ラ・ランベルティが位置するボルドー右岸にとって、2016年と並ぶ優れた年と言われています。年の初めは雨が多く、病害が蔓延したため収穫量が大幅に減ってしまいました。しかし、7月以降は一転して晴天が続きました。あまりに雨が少なかったため収穫量に影響が出ましたが、保水力のある粘土質土壌が多いボルドー右岸にとっては、特に優れたヴィンテージとなった、と評価されています。完熟ブドウによる凝縮した果実味と複雑な風味を感じられる、素晴らしいボルドー赤ワインに仕上がっています。

シャトー・ド・ラ・ランベルティは、ボルドー右岸のドルドーニュ川上流の方に位置するピヌイユ村に居を構えるプティシャトーで、1865年以来ずっと同じ家族が運営しています。現在は5代目と6代目が切り盛りし、毎年コンクールで受賞するような優れたワインを安定して造り続けています。ファイバー製の温度管理機能付きタンクやマイクロオキシジェネーションの装置も導入する等設備投資にも積極的で、 伝統的な手法を守りつつも改良を加え上質なワインを造り続けています。