カネマラ
CONNEMARA

“アイリッシュの異端児”と呼ばれるウイスキー。その異名の理由は造り方にあり、一般にアイリッシュウイスキーといえば未発芽の大麦と麦芽の両方を原料に使用しますが、カネマラは未発芽大麦を使用せず、代わりにピート（泥炭）を焚いて乾燥させた麦芽を使用。この『ピート香』が持つスモーキーさが他のアイリッシュウイスキーと全く異なり、アイルランド唯一のピーテッド・シングルモルトです。このボトルは4年、6年、8年熟成のモルト原酒をブレンド。4年熟成モルトは若々しく勢いのあるピーティーな風味、6年熟成モルトはフルーティーさと華やぎ、そして8年熟成モルトはバーボン樽由来の甘みがしっかりと感じられます。

1987年に設立し、伝統的なアイリッシュウイスキーの製法ではなく、アイリッシュ唯一のピートを用いたウイスキー「カネマラ」を製造することから“アイリッシュの革命児”と呼ばれるクーリー社。代表銘柄「カネマラ」は、大西洋に面したカネマラ国立公園として名高い地にあり、地名から名付けられました。その場所は入り組んだ海岸線や湖に囲まれ、荒涼の美、アイルランドの原風景が残る地、といった表現がされる程の風光明媚な場所として知られ、その自然の恩恵はカネマラの味わいに深く影響しています。カネマラは国際的な酒類コンテスト(IWSC)で多数の受賞歴があり、注目を浴びつづけています。