マヨルカ ヴィノ・デ・マール ボデガス・ビ・レイ 2019年 スペイン マヨルカ島 白ワイン 辛口 750ml
地中海の宝石マヨルカ島の「海のワイン」
ワイン名(原語) | マヨルカ ヴィノ・デ・マール (MALLORCA VINO DE MAR) |
生産者(原語) | ボデガス・ビ・レイ (BODEGAS VI REI) |
原産国・地域 | スペイン・バレアレス諸島 |
原産地呼称 | IGP ビ・デ・ラ・テラ・マヨルカ (IGP VI DE LA TERRA・MALLORCA) |
ヴィンテージ | 2019年 |
ぶどう品種 | シャルドネ、ジロ・ロス、マルヴァジア、ソーヴィニョン・ブラン |
タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
商品管理番号 | 2101140002201 |
---|---|
生産地 | スペイン・バレアレス諸島 |
サイズ | 750ml |
素材 | 【SP】【ORNT】【T-WH】【T-SEC】【T-MD】【T-FTY】【FSH】【V-201】 |
生産者 | ボデガス・ビ・レイ(BODEGAS VI REI) |
ぶどう品種 | シャルドネ、ジロ・ロス、マルヴァジア、ソーヴィニョン・ブラン |
タイプ | 白ワイン |
マヨルカ ヴィノ・デ・マール / ボデガス・ビ・レイ
MALLORCA VINO DE MAR / BODEGAS VI REI
スペイン・バレアス諸島最大の島であり、スペイン王室はじめヨーロッパのセレブリティたちが夏を過ごす憧れのリゾート地マヨルカ島。
島のワインは当然ながらシーフードと相性が良く、世界の美食家たちの注目が集まるものの、リゾート地だけに、大半が現地で飲まれてしまう希少品です。
そんな、知る人ぞ知る、希少な「海のワイン」が入荷しました!
マヨルカ島の名物は新鮮な海の幸。島の周囲で捕れる多種多様なエビ、貝、イカやタコ、中型の魚から大型のマグロまで、豊富な魚種が楽しめるシーフードの楽園です。潮風を受けつつ、真っ白い石灰質土壌から生まれるマヨルカ島の白ワインは、ミネラルたっぷりで、引き締まった酸味をもち、香り高いのが特徴。島のあちこちで食べられるグリルしたシーフードに欠かせません。
華やかなラベル、ボリュームも感じる爽やかな味わい、しかもワイン通にもまだあまり知られていない逸品。記念日や、ホームパーティのお土産など、ハレの日にぴったりのワインです。
ブドウ品種:シャルドネ、ジロ・ロス、マルヴァジア、ソーヴィニョン・ブラン
グレープフルーツの皮、リンゴ、カリン、アプリコットの果実香にわずかにハーブや、石灰、樽由来のナッツが香る。穏やかな酸と、丸みのある豊かな果実味が広がり、ボリュームがありながらもフレッシュですっきりとした印象。 余韻はやや長く、後味に苦みが現れる。グリルした魚、海鮮リゾット、クリーミーな味の濃いスープ、グリルした白肉と好相性。
マヨルカ島、メノルカ島、イビサ島が連なるバレアレス諸島は世界的に人気のリゾート地ですが、その中で最大の島であり、スペイン王室一家もバカンスに訪れる由緒ある場所が、マヨルカ島です。 鮮やかなブルーに輝く海と真っ白な陸地とのコントラスト、中世の街並みに荘厳な教会がそびえ立つ州都パルマ・デ・マヨルカ、どこか懐かしさを感じさせる素朴な村々、そしてグルメ垂涎の地中海の海の幸。
年間300日以上が晴天という過ごしやすい環境は、特に北ヨーロッパの人々にとっては楽園のように感じられたでしょう。音楽家のショパンやアガサ・クリスティもここで作品を造ったことで知られています。芸術家にも愛された魅惑の島ですが、今ワイン産地としても再び注目を集めています。
マヨルカ島のワイン
ブドウは古代ローマ人により2000年以上前に持ち込まれ、ワイン造りが始まったとされています。ワインの品質は当時から非常に高く評価されており、博物誌で名高いプリニウスが著した「自然史」にも、バレアレス諸島産ワインの素晴らしさが取り上げられています。
長い間ワイン産地としても重宝されてきたマヨルカ島でしたが、19世紀後半、アメリカ大陸からフィロキセラがヨーロッパへ持ち込まれると、状況が一変します。この害虫によって、マヨルカ島中のブドウ畑が荒廃するという災厄に見舞われました。
マヨルカワインはこの時のダメージから長らく立ち直れず、他地域に比べワイン産地として再認識されたのはだいぶ遅れました(最初の原産地呼称DO Binissalem ビニサレム の制定も1991年でした)。
一方でリゾート地として成功しているマヨルカ島では、生産されたワインの大半が島内で消費されており、対外的にワインを売っていく必要がなかったことも、その知名度が低い理由の一つです。
海のそば、潮風とともに育つブドウ畑から生まれる、ミネラルたっぷりの「海のワイン」は、当然島のシーフードとは相性が良く、マヨルカ島を訪れた有名人やグルメの目に留まりひそかに人気が高まりました。
生産量が少ないものの、マヨルカ島を愛する顧客のために、ごく少量が国外へ輸出されている程度です。
多国籍文化ならではの
特徴的なラベルデザイン
マヨルカ島は、その位置が戦略上重要な場所にあったため、歴史を見ると、フェニキア、古代ローマ、カルタゴ、イスラム王朝、アラゴン王国…と多くの国によって領有されていた過去を持ちます。
州都、パルマ・デ・マヨルカの街並みは、戦時には要塞として、平時にはイスラム諸国とヨーロッパを繋ぐ交易の拠点として重要な役割を果たしていました。
当時の流通を知る一例として、イタリアで流行した「マヨルカ焼き」が挙げられます。この色鮮やかな工芸品は、シチリア島のものがよく知られています。かつてイベリア半島がイスラム支配下にあった時代、陶器の製造技術で当時最先端だったイスラム圏からの陶器はほとんどマヨルカ島を経由していました。それがシチリアを発端にイタリア中部や北部に広がり、それぞれの街で発達したと言われています。
このワインのラベルは、そんなマヨルカ焼きを彷彿とさせる、どこかオリエンタルな魅力漂う色鮮やかなデザインに仕上がっています。
Bodegas Vi Rei (ボデガス・ビ・レイ)は、マヨルカ島のリュグマジョーにあるワイナリーです。リュグマジョーは、州都パルマ・デ・マヨルカの南東にあり、2000年以上前、古代ローマ人がブドウの木を植えた最初の地域の1つでした。現在でも、マヨルカ島を代表するワイン生産地の一つとなっています。
Bodegas Vi Reiは、マヨルカの個性を生かしたワインを造ることを目的に、現代のブドウ栽培法と製造テクニックを融合させ、世界から愛される独特な味と香りを持つマジョルカワインを生産することを目的に設立されました。
|| ブドウ畑
約100ヘクタールほどの面積を持つ主要なブドウ畑に植えられているのは、土着品種のプレムサル・ブラン、マントネグロ、ジロ・ロス、カレット、そして国際品種であるシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、メルロー、シラー、カベルネソーヴィニョン、マルヴァジアで、そのほとんどが、2012年に植樹されています。剪定から収穫まで、ほとんど手作業で行われています。
畑は海に近く、降雨量は年間400〜450 mmの範囲であり、平均的な日照は年間2,800時間以上。平均気温は17℃、冬はやや寒く、夏は乾燥して非常に暑いため果実の成熟に最適な気候です。
土壌は石灰岩(泥灰土とドロマイト)で構成されており、石灰岩質・粘土質の土壌を形成しています。土壌は成分の影響で、場所によって赤みがかっていたり、白っぽかったりします。pHは僅かにアルカリ性です。
石灰質土壌は排水性が良く、果実が水っぽくなりません。また、土壌に有機物が少ないため、根が地中深くまで伸びていき、地中のミネラルを多く吸い上げてくれます。
|| ワイン造り
ブドウは最新のプレス機で圧搾され、温度管理機能付きのステンレスタンクで発酵させます。白ワインであれば低温(10~12℃)で発酵させ、豊かなアロマ、しっかりした色調が表現されるようにします。
熟成はワインに応じて、フレンチオークやタンクを使い分けます。瓶詰めまで、100%ワイナリーで行い、常に品質管理を心掛けています。ワインは、何か異常があった際には追跡調査ができるよう、全てに管理番号が付けられています。
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