コート・ロティ

中でも、ローヌ赤ワインの最高峰ともいえる「コート・ロティ」は、 シラーという力強いブドウを主体としながら、数％ヴィオニエという香り高い白ブドウを用いることで複雑さを与え、力強さ、野性味、スパイシーで奥深い香りを持つまさに銘酒と呼べる逸品です!!

ギガル | GUIGAL

最初に購入した「ラ・ムーリーヌ」は、1966年のものから発表されたました。 最上のコート・ロティを形づくる2つの急斜面、コート・ブロンドとコート・ブリュヌのうち、前者から生まれます。
以前はドメーヌ・デルヴューが所有していた区画で、広さは1ha。 栽培されているのはシラー種89%、ヴィオニエ種11%の割合で、平均樹齢は75年。
次が78年のワインからリリースされたラ・ランドンヌ。 ラ・ムーリーヌがあるコート・ブロンドに隣り合うコート・ブリュヌの斜面にある区画から生まれます。 もともと20ほどのの所有者に分割されていた区画ですが、ギガルは10年以上の月日をかけて、この区画をまとめました。 広さ2ha強に植えられているのはシラー種のみです。
そしてこの３つのなかでも最も華やかな個性を持ち、人気を集めているラ・トゥルク。 85年がファースト・リリースで4,000本ほどのワインが市場に現れました。 ラ・ランドンヌと同じコート・ブリュヌに位置する1ha弱の区画で、93%のシラー種と7%のヴィオニエ種が造られています。
最後に、95年より生産され始めたシャトー・ダンピュイ。 コート・ブロンドとコート・ブリュヌにそれぞれ3区画ずつ、 計6区画、広さ8ha弱の畑から生まれるワインで、95%のシラー種、5%のヴィオニエ種を使用。それらのぶどうは19世紀に植えられたものも混ざり、樹齢が非常に高いことが特徴です。