ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・レヴェルゼ ジャン・クロード・ラトー 2015年 フランス ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml

平均樹齢50年以上で、中には100年以上の区画も。際立った香りと余韻の長さが特長です。

ワイン名(原語)ボーヌ プルミエ・クリュ“レ・ルヴェルゼ”
(BEAUNE 1ER CRU "LES REVERSEES")
生産者(原語)ドメーヌ・ジャン・クロード・ラトー
(DOMAINE JEAN CLAUDE RATEAU)
原産国・地域フランス・ブルゴーニュ
ヴィンテージ2015年
ぶどう品種ピノ・ノワール 100%
タイプ赤ワイン
内容量750ml
ご注意開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法要冷蔵 18℃以下

エコセール(ビオディナミ栽培)の認定マークあり。認証番号は第一号。
醸造中は一切酸化防止剤は使用しない、徹底した自然派のワイン造りを行う。

※こちらのワインは、醸造に当たっても、極力自然の作りを心がけたワインです。
そのため、まれに開栓後独特の還元香(硫黄のような香り)がすることが稀にございます。
その場合はすぐに飲まず、しばらく空気に触れさせて、ワインを落ち着けてから飲んで下さい。

商品管理番号 2101010009781
生産地 フランス ブルゴーニュ
サイズ 750ml
素材 【B-BD】【FR】【BU】【CDB】【BN】【T-RE】【T-SEC】【T-MD】【T-EL】【B1ER】【S-PN】【BC-ECR】【C-WY】【V-200】
生産者 ジャン・クロード・ラトー
ぶどう品種 ピノ・ノワール 100%
タイプ 赤ワイン
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
基本送料

単品

品番
2101010009781
JANコード
2101010009781
参考上代
11,700円
配送サイズ・ワイン
1本分換算(12本で送料無料)
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新聞で紹介されました

ドメーヌ・ジャン・クロード・ラトー訪問

シャブリを後にしてディジョンで一泊した後、ブルゴーニュのビオ・ディナミの第一人者の一人である、ラトーさんを訪ねました。
ディジョンから南の方に車で30分ほど走らせ、ボーヌの町の近くにドメーヌはあります。

彼は一人で手掛けられる8.5ヘクタールほどのブドウ畑を持っており、自然派にこだわった作りをしています。

醸造所の入口の近くには、自然の物のみを使った肥料を作る機械が置いてあります。
そこに水や牛の糞などを入れて、化学薬品の入っていない肥料が作られます。
醸造所は一階がパッキングをする場所になっており、地下にタンクや木樽が置いてあります。
樽はブルゴーニュ産の樽が使われており、これは新樽ではない物が使用されています。

ブルゴーニュの個人経営のワイナリーらしい地下が広がっています。
こちらで今熟成中のワインをいくつか試飲させていただきました。
3年前に日本人の女性がこのドメーヌに研修に来て、その時に実験的にオレンジワインを作ったのをきっかけに、今年初めてオレンジワインを本格的に作ったそうです。 更にアルザスでワイナリーを経営している奥様の、アルザスワインも試飲させていただきました。

ワイナリーから一番近いブドウ畑も見学させていただきました。 畑の土の色は区画ごとに違っていました。これは地質が違うせいで、そのおかげでワインのキャラクターに幅が出て、それぞれのワインの個性が出るそうです。

クシュリアという名前のこの区画は、シャルドネに適した畑です。前日に見たシャンパーニュとシャブリの畑とは違って、緑が活き活きしています。
この畑の特徴は、第一にその名が示すように日が長い事。日の入りの最後の光まで受けることからこの場所の名前が付けられたそうです。
この区画は後ろに岩の壁があり、冷たい風からも畑は守られているために良く育ちます。

第二に、地質がとてもユニークです。
歴史的にこの一帯は石切り場であったことから、丘が切り崩されて地中深くの建設に適した石は運ばれ、ボーヌの町の建設に使われました。
代わりに上にかぶさっていた土が、この畑の表面に置かれました。そのおかげで根が地中深くまで伸び、質のいいブドウができます。

見学時間は1時間ほどの短い時間でしたが、ブルゴーニュの区画ごとに特徴が違うとミクロクリマを肌で感じることのできる見学でした。




ラトーさん訪問記

ブルゴーニュのボーヌにある生産者ラトーさんのドメーヌを訪れました。
この日は、雨が降ったりこの季節にしては気温が低く寒かったり、晴れたりと変わりやすい天気の中、
アルザスで自然派ワインを造っているという奥様のシルヴィー(Sylvie)さんも
ご一緒に畑や醸造に関してご案内していただきました!

着いて早々、畑に行こうということで向かったのは、ラトー氏自慢のプルミエクリュ(1級畑)の「レ・クーシュリア」。
ここは醸造所のあるボーヌから車ですぐ近くの場所にあります。

ここは白ワインの畑なので土も白っぽいそうです。
そして他の場所と比べると土の香りも違うんだそうで、実際に嗅いでみました。バニラやキノコ・・・・などの香り。
ずーっとビオディナミ栽培をしてきたラトーさんにとって、土の変化は重要なこと。
奥様も一緒に土やブドウ樹の状態をチェックしていました。



続いて「クロ・デ・マリアージュ」の畑へ。
こんなに草が生い茂っている畑は、今回訪れた畑の中でもダントツです!!
まさに究極の自然派栽培をちゃんと行っている証拠ですね。

ここは「クロ・デ・マリアージュ」の赤ワインの畑。やはりここでも土をチェック、さきほどの白ワインの畑より心なしか黒っぽいですね~。この畑は、ビオディナミをはじめた一番最初の畑。
周りは石垣に囲まれている為、隣で別の生産者が農薬などを使用していても影響はなく、本当にビオディナミを実践できる区画になっています。

実は奥様は、この結婚という意味の名前がついた「クロ・デ・マリアージュ」の畑で、ラトーさんに初めて会い、このふかふかしたビオディナミ栽培者にとって理想的な土を見てラトーさんとの結婚を決めたそうです♪
ラトーさんに聞こえないところでこっそりと教えてくれました。
まさに「ビオ夫婦」ですね♪
しかもマリアージュ(=結婚)という名前の付いた畑でなんて、ここはパワースポットなのでしょうか。

次は「クロ・デ・マリアージュ」の白ワインの畑へ。
赤ワインのはす向かいにあり、植え替えたばかりのブドウ樹がありました。
ここは土がやわらかく、キノコの香りがふわっと香りとってもふかふかでした。

このあと醸造所に戻り次リリースのビンテージを試飲させていただきました!
畑をみた後だといつもよりも、自然派の威力を感じました。
しかもここは蔵元、すぐ近くの畑で出来たブドウでここで造ったワインをこの場所で飲めるなんて美味しくて当然ですね♪
とーってもピュアな果実味が印象的なラトーさんのワインは、優しいアタックであとから土のようなキノコのような香り、白いお花やほんのり樽っぽい香りのするワインもあり、ラトーさんの人柄と畑に向かう真剣な様子が感じられます。

今回いろんな生産者の元を訪れましたが、ラトーさんが一番思い描いていたブルゴーニュの生産者という印象でした。とても素朴で、ワインと畑を愛し、真面目に自然派栽培に取り組んでいる本物の栽培家という印象です。
奥様も自然派ワインをアルザスで造っておりこの先もずーっとピュアなワイン造りを続けて行くんだろうととても信用のおける方でした。
私達もこんな素晴らしいワインを日本の方たちに沢山広めたいという思いが一層強くなりました。
ただ、小さな生産者の為大量に造ることはできないので数に限りはありますが、
ぜひ皆さんも一度お試し頂いてラトーさんのワインの素晴らしさを感じて頂きたいです!

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