シャトー・ボー・セクレは、マルゴーとサン・ジュリアン・ド・ベイシュヴェルの間にあるキュサック＝フォール＝メドックにあります。
観光地としても人気のこのエリア。シャトー・ボー・セクレにも毎日多くのワイン好きの観光客が訪れます。

彼らは、メドックの格付けシャトーと同じく、伝統的な造りと環境にこだわりを持っています。
シャトー・ボー・セクレの歴史は古く、13世代この地でワインを造り続けています。

ボルドーのジロンド川左岸のメドック地区のうち上流の南半分がオー・メドック。有名な6つの村名AOC（サン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴー、ムーリス、リストラック・メドック）を有し、メドックの著名なシャトーのほとんどがこの地域に集中しています。

1855年のメドックの格付けにおいて、このAOCオー・メドックから、第3級の格付けにシャトー・ラ・ラギューヌ、第4級の格付けにシャトー・ラトゥール・カルネ、第5級の格付けにシャトー・ベルグラーヴ、シャトー・カマンサック、シャトー・カントメルルが選ばれています。

この地のワインはカベルネ・ソーヴィニヨン種を主体とし、活き活きとした輝きのある色合いで、味わいにはコクがあると言われています。こだわりを持つ小規模シャトーが多く、タンニンを多く含んだ長期熟成型（飲みごろは5～10年）のワインが多く造られています。