Chateau Fourcas Dupre AOC Listrac Medoc
シャトー・フルカ・デュプレ 　ＡＯＣリストラック メドック

シャトー・フルカ・デュプレ

シャトー・フルカ・デュプレは、サン・ジュリアンとムーリスの間に位置するＡＯＣリストラック・メドックの、“The roof of Medoc”と言われる海抜43ｍの所にあります。
それは、優れた天然の水捌けシステムとして機能し、また、森に隣接していることでブドウがゆっくりと熟していくという恵みをもたらしています。

土壌は砂利・粘土・石灰が混ざっていますが、なかでも、メドックのシャトーでは大変めずらしい、ピレネー山脈に由来する砂利が、フルカ デュブレのワインにミネラル・複雑さ・スモークの香り、 そしてとてもよく熟成するという素晴らしい個性を与えています。

フルカのワイン畑は、１８世紀にはすでに歴史に登場（ルイ１５世の地図製作を担っていたベレイムの地図にその名が記されています）しており、その後１８４３年に、弁護士であったジャン・バプティスト・アントワーヌ・デュプレ氏の手に渡りました。そのデュプレ氏により、１８４４年に誕生したのが、シャトー・フルカ・デュプレです。
フルカ・デュプレの評判は当時からすばらしものでした。それは、フランスのみならずヨーロッパ中のブドウが病禍に襲われた１８００年代末にも揺らぐことなく、１８９３年ヴィンテージが、シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト（ポイヤック格付け５級）と同価格で取引されました。

今日では、カンヌ映画祭の受賞ディナー・パーティーのワインリストに選ばれたり、パリのアラン・デュカスやタイユヴァンなど芸能人が頻繁に訪れることで有名なレストランにもオンリストされるなど、セレブが集まるシーンでも愛飲されています。