ル・プティ・シュヴァル・ブラン
LE PETIT CHEVAL BLANC
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年間生産量わずか3000本の超希少ワイン |
ル・プティ・シュヴァル・ブランは、シャトー・シュヴァル・ブランがサン・テミリオンで造る白ワインで、ファーストヴィンテージは2014年です。
6.5ヘクタールの畑に植えられた、ソーヴィニョン・ブランとセミヨンから造られます。
このワインは、2006年に獲得した、サンテミリオン・グラン・クリュのChateau La Tour du Pin(シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン)の畑がきっかけとなって生まれました。畑の一部が白ワイン用のブドウに非常に適した土壌だったため、新たな試みとして白ワインを造る、というプロジェクトが立ち上がりました。
「シュヴァル・ブランがもし白ワインであったら、どのようになっていたか?」というテーマのもと、複雑さ、奥深い味わい、そして熟成ポテンシャルをはかりつつ実験を繰り返し、2009年から2013年までの5つのヴィンテージは結局発売されませんでした。
試行錯誤を繰り返し、品質に満足ができた2014年、ようやく僅か3000本がリリースされました。
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▽ロバート・パーカー氏のシャトー・シュヴァル・ブランの評価 | 『ボルドーで最もエキゾチックで個性的なワインとなった。』 『このワインを構成している要素(果実味、ふくよかさ、絹のような舌触り、ビロードのようなタンニン、とどまるところを知らないフィニッシュ、まばゆいばかりのアロマ)のすべてが非の打ちどころのないつりあいを示している。』 | ~ロバート・M・パーカーJr.著「ボルドーBordeaux第4版」~ | |
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メドック1級シャトーや、ペトリュス以上の柔軟性を備えたワイン |
サンテミリオン・プルミエ・グランクリュ・クラッセA Chateau Cheval Blanc シャトー・シュヴァル・ブラン シャトー・シュヴァル・ブランは、サンテミリオンの中でも、ポムロールに程近い場所に位置し、間違いなくボルドーで最も深遠なワインの一つです。 きめ細やかに管理された土壌は、このシャトーの自慢の一つと考えてもいいかもしれません。 そして、その畑から最良のカベルネ・フランが造られます。他のシャトーに比べて、カベルネ・フランを多く配合できるのは、この良質なぶどうを生産できるからです。 この50年間最も安定し、繊細なワインを造っているシャトーと言われており、このアペラシオン最上のワインを生み出しているシャトーです。 砂および砂利質の土壌、カベルネ・フランの多いブレンド比率、そして熟成年数にかかわらず個性を放つ驚異的な能力ゆえ、全ての極上ワインがそうであるように、シャトー・シュヴァル・ブランもまた、他シャトーとは異なった成長を見せてくれます。 若いうちは、ボディを内に秘めていますが、8~30年の間にベールを脱いで輝き出します。 ボルドーの「8大ワイン」の一つであるシュヴァル・ブランは、おそらく、飲み頃の幅が最も広いワインで、通常、このワインは最初に瓶詰めされた時点でおいしいのですが、最高に出来の良い年のワインの場合、長期にわたって質を保つことのできる能力を備えています。 メドックの第一級シャトーのワインも、ポムロールのペトリュスも、これほどの柔軟性を備えてはいないと言われています。 ディレクターのピエール・リュルトン氏は、自然で力のある素晴らしいテロワールのために、その才能の全てを捧げています。その結果、シュヴァル・ブランは今まで以上に、ボルドーで最もエキゾチックで個性的なワインとなっています。 | | | | |
| | | 当社 ソムリエ 平野、福田。何度かこのシャトーにはお邪魔していますが、 とても上品で洗練された豪華さがあります。敷地の中にはチャペルもあるんですよ。 素晴らしいワインを作り出す醸造責任者オリヴィエ・ベルエ氏(写真右の中央) とともにランチをいただきました。 | |