このキュヴェは、メゾンの発祥の地であるマルケットリー城の名を冠した、テタンジェの新たなプレミアム・シャンパーニュです。当主であるクロード・テタンジェが、城の周囲の丘陵地で収穫したシャルドネとピノ・ノワールでシャンパーニュを作ることを考案した事が発端です。 城を囲む急斜面に広がるブドウ畑、この美しい景色を連想させるとともに、寄木細工（マルケットリー）に使う木材を集めたような、魅力的なシャンパーニュに仕上がっています。

また、名称に使われているもう一つの言葉「フォリ」とは、畑のことを指しています。フォリとは、フランス語で 『狂気』を意味しますが、「こんな場所にぶどう畑を作るなんて正気と思えない」ほど、急な勾配に切り開かれた畑です。 マルケット リー城のぶどう畑は丘の斜面にあり、長年に渡り、ベネディクト会の修道士が栽培や収穫を行っていました。
一番搾り果汁のみを使用し、ワインに深みと豊かさを 添えるピノ・ノワール独特の風味が感じられます。ここに、シャルドネを加えることで、軽やかな口当たりに仕上が ります。ブレンドはその後、お城の木のパネルを思わせる古いオーク材の樽で熟成されます。美食に合わせて楽しむのに理想的なシャンパーニュです。