Chateau Ducru-Beaucaillou
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ (セカンドワイン「ラ・クロワ・ド・ボーカイユ)
|
▽ロバート・パーカー氏のデュクリューの評価 |
『デュクリュ ボーカイユーのワインの本質はエレガンスと均整。バランス、気品、格、そして独自性である。』
『多くの点で偉大なワインなのだが、細部への細やかな配慮、最高のぶどう、最高の樽だけが瓶詰を許される厳しい選別、そして保守的なぶどう栽培方法といったことのすべてが、このワインの成功に大きく寄与している。』
|
~ロバート・M・パーカーJr.著「ボルドーBordeaux第4版」~ |
|
美しき小石が生む優美なワイン
メドック格付け2級 Chateau
Ducru−Beaucaillou シャトー・デュクリュ・ボーカイユ
|
|
|
ボルドー メドック地区2級には14のシャトーが格付けされています。実質的にどの銘柄がトップかは議論のあるところですが、デュクリュボーカイユこそその地位にふさわしいとの 声が高いのは事実です。
このすばらしい建物と、よく整備された美しい裏庭をもつこのシャトー。 ボーカイユとは美しい小石の意味。シャトーの畑が、ぶどう栽培に適した小石の多い土壌であることを示しています。
こうした砂利質の軽い土壌からできるワインは、このシャトーのものに関しては、軽いワインではなく、優華なそれになりえます。
当地でもっとも美しい構造をもつワインで、カシス、樫やバニラの要素が何層にも重なっています。 若いうちは量感も果実味も控えめですが、それは他に比べて劣っているのではなく あくまでも上品なのです。 そう、比べるのであればシャトー・ラフィットに匹敵するでしょう。
このワインは細心の世話をもってJ・ボリー氏によって造られ、その名声を高めてきました。 J・ボリー氏はメドックでは数少ない実際にシャトーに住む当主であり、この地方の偉大な 名士でもありました。
そしてボルドー大学の著名なE・ペイノー教授が顧問となってアドヴァイスをしてきたのですJ・ボリー氏亡き後は息子のグザヴィエが、2003年以降は兄のブルーノが引き継いでいます。
デュクリュ・ボーカイユは一貫した高品質と国際的な需要の高さのわりにオークションで見かけることはめったにありません。それは、投資の対象というよりはワイン通が好んで買うものだからです。
|
|
カシスの香りと、モカ、
そして上品な杉の木のニュアンス
味わいはかすかに甘く、コクがあるが あくまでも粗野ではなく 優美
シルキーなタンニン
そして長い余韻・・・
|
|
当社 平野ソムリエ、セラー内にて醸造長のルネ・ルソー
氏(写真左)とともに。そしてプライベート・セラーでは自分
の生まれ年のヴィンテージ196●を発見!!しました。 |
|
いくつもの要素がそれぞれの独立性を保ちながらもお互いに調和し
完璧に重ね合わさる様子は、まるでモーツァルトの奏でる楽曲の
ようです。
たまには、クラシックを聴きながら・・・優雅なひとときを
そんな日にぴったりです。
|